月刊バスケットボール5月号

Bリーグ

2022.09.05

安藤誓哉(島根スサノオマジック)をHempMeds 製CBD(カンナビジオール)がサポート

 安藤誓哉(島根スサノオマジック)があらたにアメリカのHempMedsというブランドのCBD製品によるサポートを受けることが、9月5日に同ブランドを日本で取り扱う株式会社HEMPRIME(ヘンプライム)から発表された。CBD(カンナビジオール= Cannabidiol)とは、2000年代後半に製品化された運動機能の改善やリカバリーに注目されている成分の一つを指す言葉だ。


CBDは大麻草の成熟した茎や種子のみから抽出・製造されることから、含有する製品については大麻取締法上の「大麻」に該当しないものの、当該製品の輸入前には厚生労働省地方厚生局麻薬取締部における該否確認を経る必要があるとの注意喚起が、当局の公式サイトでも発信されている。


そうした背景を持つCBD含有製品を扱い、「信頼できるCBDを」をコンセプトに日本で事業展開する同社とHempMedsにとって、Bリーグのベスト5で日本代表としての活躍実績も豊富な安藤へのサポートは大きな影響を及ぼす出来事になりそうだ

 

安藤誓哉(島根スサノオマジック)

 CBDは、2017年に現HempMeds社Co-CEOのラウル・エリザルデ(Raul Elizalde)氏が世界保健機構(WHO)の 依存性薬物専門委員会で公演を行った後、2018年に世界ドーピング防止機構(WADA)の禁止薬物から除外されている。特にリカバリーへの効果から使用を望むアスリートの声が多く、バスケットボールでも長年のキャリアを持つ現役トッププレーヤーや引退後の大物レジェンドが、医療的な意味合いでの導入を推奨する例がみられる。


日本では昨夏の東京2020オリンピック以降、アスリートのCBDの利用が進んでいるという。ドーピング防止に関する規則を設けている団体の一つであるBリーグでプレーする安藤が使用できるCBD商品は、当然WADA規程に準拠したものに限られるが、HempMedsはWADA規程準拠のCBD単体のみを利用したCBDオイルおよびボディケア用品を企画・製造・販売しており、安藤へのリカバリー・パフォーマンス面でのサポートも、もちろんその範囲のものとなる。「名実ともに日本のバスケットボール界におけるトッププレーヤーの一人である安藤誠也選手の今後の更なるご活躍にHempMedsの製品が役立つことができればと期待しています」と、同社の発表リリースには記されている。

 

 

☆問い合わせ先
HempMeds日本総代理店
株式会社HEMPRIME(ヘンプライム)
〒277-0852
千葉県柏市旭町1-10-2 深澤ビル2F
公式サイト

 

(月刊バスケットボール)



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