月刊バスケットボール5月号

男子U18日本代表、イランに手痛い逆転負けも8強入り – FIBA U18アジア選手権2022グループラウンド最終日

 大会第3日目を迎えたFIBA U18アジア選手権2022で、男子U18日本代表が開催国イランと対戦した。日本は前半に49-27と22点差をリードしたが、後半の2つのクォーターで17得点に封じられ、66-68で逆転負けを喫した。第4Q終盤も残り5分を切って66-60と優位に立っていた。しかし以降試合終了までに0-8のランを浴びる悔しい展開となってしまった。

 

日本 66(24 25 10 07)
イラン 68(14 13 23 18)
日本トップパフォーマー
ジェイコブス 晶(横浜ビー・コルセアーズU18) 13得点、フィールドゴール成功率85.7%、4リバウンド、2アシスト、1スティール
小澤飛悠(中部大学第一高等学校3年) 13得点、3P成功率42.9%(7本中3本成功)、1リバウンド、1アシスト、1スティール、1ブロック
川島悠翔(福岡大学附属大濠高等学校2年) 13得点、8リバウンド、2アシスト、1ブロック
八重樫 ショーン龍(仙台大学附属明成高等学校3年) 11得点、フィールドゴール成功率57.1%、3P成功率50.0%(6本中3本成功)、4リバウンド、1スティール
轟 琉維(福岡第一高等学校3年) 2リバウンド、1アシスト、5スティール
山田哲汰(白樺学園高等学校3年) 2得点、3リバウンド、8アシスト
境 アリーム(開志国際高等学校3年) 2得点、4リバウンド、1スティール、2ブロック

 


チームハイに並ぶ13得点を記録した小澤飛悠の活躍も及ばず日本は接戦を落とした(写真/©FIBA.U18Asia)

 


この試合に敗れた日本はグループラウンドの最終成績がイラン、レバノンと同じ1勝1敗となったが、得失点差で両チームを上回り、グループAの1位で決勝トーナメントに進む。日本時間24日18時からの準々決勝ではチャイニーズ・タイペイと対戦。この試合に勝って今大会の4強入りを果たせば、来年7月にデブレツェン(ハンガリー)で開催されるFIBA U19ワールドカップ2023への出場が決まる。


(月刊バスケットボール)



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