月刊バスケットボール6月号

中学(U15)

2022.08.23

【全中2022】四日市メリノール学院が大会初優勝、布水を退けてアベック優勝を果たす

 

4Q中盤、流れを引き寄せた四日市メリノール学院が初制覇

 

8月23日、「第52回全国中学校バスケットボール大会」大会3日目男子決勝、1992、2014年大会以来3度目の優勝を狙う野々市市立布水(石川県)と初優勝、そして女子とのアベック優勝を狙う四日市メリノール学院(三重県)が対戦。四日市メリノール学院が73-64で初優勝を果たした。なお四日市メリノール学院は女子も連覇を達成しており、アベック優勝となった。

 

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先取点を奪ったのは四日市メリノール学院。#13蓑手海叶が持ち込むと、スピンムーブからフローターを決める。さらに#0榎木璃旺が3Pシュートを決める。

布水は#6北本慶志が3Pシュートでチーム初得点をあげると、直後にもう1本3Pシュートを決めて6-7とする。その後、#13神保旺介もシュートを決めるが、四日市メリノール学院は、リバウンドを奪ってセカンドチャンスをものにして12-8とする。布水はその後、#6北本が3本目の3Pシュートを決めて11-12に。開始から早いテンポで点の取り合いとなる。

 

布水は#13神保、#12宮森の得点で追加点を奪うが、四日市メリノール学院は#0榎木、#34白谷柱誠ジャックが取り返す。見応えある攻防が展開される。終了間際#13神保が決めて布水が22-18とするが、四日市メリノール学院は#13蓑手がブザービーター! 布水の22-20で1Qを終える。

 

2Q、布水は#5北村優太のシュート、#6北本が3Pシュートで先手を取るが、四日市メリノール学院は白谷がオフェンス・リバウンドから連続得点、#0榎木のミドルシュートなどでリードを作らせない。

 

しかし、布水は#6北本の3Pシュートが落ちない。5本目の3Pシュートを決めると、#13神保も3Pシュートを沈めて残り4分で35-26とする。四日市メリノール学院は、#0榎木のドライブで連続失点を止めると、#21中村颯斗が3Pシュートを決めて31-35と差を詰める。

 

残り2分を切ってから、布水の#6北本が6本目の3Pシュートを決めると、四日市メリノール学院#0榎木が3Pシュートを決め返すなど見応えある攻防を披露する。終了間際、四日市メリノール学院は#39栗原咲太郎がフリースローを決めたものの、布水の38-35でハーフタイムを迎えた。

 

3Q開始直後、前半17得点と引っ張った#0榎木が連続得点を挙げて四日市メリノール学院が39-38と逆転する。

 

布水は#13神保のシュート、#5北村の3Pシュートで45-41とするが、四日市メリノール学院は#0榎木、#39栗原が決めてリードを広げさせない。その後、#13蓑手の得点でつなぐと#21中村が速攻を決め、残り1分51秒で四日市メリノール学院 が51-49とする。

 

布水にとっては難しい時間帯となったが、ここで#6北本がミドシュートを決めて同点とするが、#0榎木がすぐにレイアップを決めて53-51、四日市メリノール学院がわずかにリードして4Qを迎えた。

 

勝負の4Q残り7分、布水#13神保が3Pシュートを決めると、四日市メリノール学院#0榎木がすぐに決め返す。

 

プレッシャーがかかる中、四日市メリノール学院は#21中村が3Pシュートを決めると、布水は#13神保、#6北本が連続3Pシュートでリードを奪う。しかし、四日市メリノール学院は、すぐに#13蓑手、#0榎木が3Pシュートを入れ返して同点とすると残り2分54秒、#0榎木が3Pプレーを決めて67-64とする。残り2分16秒、布水は得点源の一人、#12宮森が左手首を痛めてベンチに下がる。

 

四日市メリノール学院 の#0榎木はその後もシュートが落ちない。残り2分を切ったところで、フローターを決めて69-64とリードを広げる。残り1分、#34白谷がオフェンス・リバウンドを奪うと、#0榎木がドライブ決めて71-64。さらに追加点を奪った四日市メリノール学院が大会初優勝を果たした。

 

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