【全中2022】前回女王・四日市メリノール学院が2回戦進出、堅守で宇都宮市立陽南に良さを出させず
堅い守備から着実にチャンスをものにした四日市メリノール学院
8月22日、「第52回全国中学校バスケットボール大会」大会2日目女子決勝トーナメント1回戦、前回女王の四日市メリノール学院(三重県)と宇都宮市立陽南(栃木県)が対戦。開始からシュートが好調だった四日市メリノール学院が75-38で勝利。本日行われる2回戦に駒を進めた。
開始直後、両チームともインサイドをケアしてボールが入らない。そんな中で先取点を奪ったのは陽南。#5小島愛昊がローポストでターンアラウンド・ショットを決める。
すると、四日市メリノール学院は早めの攻撃から#4太田妃優がシュートを決める。シュートチャージをもらって放ったフリースローは決まらずも、オフェンス・リバウンドを奪ってシュートを決めると、#18鈴木瑚香南も続いて6-2とする。
パスを回してチャンスを伺う陽南。練度の高い四日市メリノール学院のディフェンスに苦しむが、#8綱川由芽が3Pシュート、ゴール下でオープンとなって決めるなど活躍。#15関谷瑠那も続く。
しかし、四日市メリノール学院は、早い展開から#6澁谷虹歩、#4太田、#8濱田ななのが追加点。クォーター終了間際、#15西山日葵の3Pシュートも飛び出して四日市メリノール学院が15-9とリードして1Qを終える。
２Q、差を詰めたい陽南は、インサイドを固めて攻撃を防いでいく。しかし、#8綱川を中心とした攻撃がなかなか決まらず。逆に四日市メリノール学院は、トランジションから#15西山が3Pシュートを2本決めるなどで、残り4分半で22-9とリードを広げる。
#4内田壽音がスティールから速攻を決めると、#5前川桃花がフリースローを決めるなど、追加点を奪った陽南だったが、#4太田のジャンプシュート、#7北野空が3Pシュート、#18鈴木、#16伊藤千寛、#14垣内優希奈と得点を重ねた四日市メリノール学院が、36-12とリードを広げてハーフタイムを迎えた。
3Q、四日市メリノール学院は#8濱田、#16伊藤が着々と得点。残り6分を切ったところで42-12と30点差を付ける。
陽南は#15関谷がゴール近くでジャンプシュートを、#5小島がフリースローを決めるが、なかなか得点が続かない。
#18鈴木がインサイドで頑張り、#15西山、#6澁谷が3Pシュートを決めるなど、内外とバランス良く攻撃を続けた四日市メリノール学院が57-22とリードを広げて3Qを終えた。
4Qに入っても四日市メリノール学院は、攻撃の手を緩めず。#18鈴木、#15西山、#7北野らが次々と決めていく。
敗色濃厚の陽南だが、集中力をキープして足を動かし続けると、#12池田愛実がインサイドで、#8綱川、#6髙林矢弥が3Pシュートを決めるなど、本来の良さも垣間見せて点差を詰める。
終盤、四日市メリノール学院は元気なベンチスタートのメンバーも次々と投入。さらにプレッシャーをかけていくと、再び点差を広げて75-38とで勝利。2回戦進出を決めた。
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