月刊バスケットボール5月号

中学(U15)

2022.08.21

【全中2022】秋田市立桜が決勝トーナメント進出、3Pシュート攻勢で松山市立勝山に勝利

 

驚異的な確率で3Pシュートを決めた秋田市立桜

 

8月21日、「第52回全国中学校バスケットボール大会」大会1日目女子予選Pリーグ3試合目、秋田市立桜(秋田県)と松山市立勝山(愛媛県が対戦。桜が70-40で勝利。予選Pリーグ2位となって、決勝トーナメント進出を決めた。

 

全中2022全試合配信『バスケットLIVE』

 

共に初戦に敗れている両校、決勝トーナメント進出を賭けての戦いとなった。試合最初のオフェンス、桜は#9小池優衣が左ウイングから3Pシュートを決めると、#6宮野想来がフリースロー、#5白山和花がオフェンス・リバウンドを奪って決めて6-0とまずリードを作る。

10人という少数精鋭で全中に挑んでいる勝山は残り6分40秒、キャプテンの#4金谷悠加が3Pシュートを決めてチーム初得点を挙げる。しかし、桜は#5白山、#9小池が3Pシュート、#7嵯峨彩世も決めるなど、得点ラッシュで14-3と一気に10点差を付ける。

 

勝山はディフェンスからの早い展開を作って#5前野凌音、#4金谷が決めると、#6岩村和もインサイドで決めて点差を詰めていくが、桜は#6宮野、#9小池が3Pシュートを決めるなど、ロングシュートが落ちない。さらにディフェンスがアウトサイドに広がったと見るや、ドライブから得点を挙げるなど、勝山にリズムを作らせない。

 

勝山は残り1分強、#9敷地琉羽が左ウイングから3Pシュートを決めたものの、桜が24-14と10点差を付けて1Qを終えた。

 

2Q初得点は勝山、#4金谷が決めて8点差とする。桜は#4星舞佳がすぐに3Pシュートを決めるが、勝山#4金谷が3Pシュートを決め返すなど、なんとか粘ろうとする。

 

その後も、勝山は#5前野がターンアラウンドシュート、#4金谷がドライブからシュートを決めるなど反撃を図る。しかし、桜は#9小池が3本の3Pシュート、#5白山和花も続くなど高確率でシュートを決め、45-26と19点差を付けてハーフタイムを迎えた。

 

3Qも、桜の3Pシュート攻勢が止まらない。クォター開始直後、#9小池が3Pシュートを決めると、その後、#5白山も連続成功。見事なシュート力を見せる。

勝山は#4金谷がオフェンスを引っ張り、#6岩村もインサイドから得点を挙げていくが、点差が縮まらず。桜が56-35で3Qを終えた。

 

4Q、点差を付けられても集中力を保ってプレーする勝山。#4金谷と共にみんなでゴールにアタックし、必死のディフェンスで見せ場を作る。

 

そんな、勝山に対して桜も最後まで気を抜かずにプレー。どんどんゴールにアタックしていくと、アウトレットパスから#5白山、#8黒崎咲良が3Pシュートを沈めて点差を広げていく。結果、桜が70-40で勝利。グループP2位で決勝トーナメント進出を決めた。

 

全中2022全試合配信『バスケットLIVE』


【特集】「全中2022」特設ページはこちらをクリック!!

 

 



PICK UP