【全中2022】大阪薫英女学院が勝利、予選リーグ初戦、堅守速攻バスケで宇都宮市立陽南を下す
堅い守備から流れをものにした大阪薫英女学院が終始リードをキープ
8月21日、「第52回全国中学校バスケットボール大会」大会1日目女子予選Nリーグ第1試合、大阪薫英女学院(大阪府)は宇都宮市立陽南(栃木県)と対戦。大阪薫英女学院(大阪府)が52-45で予選リーグ初戦を勝利した。
試合開始から大阪薫英女学院は堅いディフェンスから早い攻撃に転じ、#8西村亜優、#5小松美羽らが次々と得点。10-2とリードを作る。
開始直後にシュートを決めた陽南だったが、大阪薫英女学院のタイトなディフェンスの前に苦しむ。#5小島愛昊がリバウンド争いで存在感を見せてセカンドチャンスを作るが、シュートはリングに弾かれてしまう。
逆に大阪薫英女学院は、#4舛本碧珠、#10鈴木陽向の3Pシュートも飛び出して16-2その差を広げていく。なんとかきっかけを掴みたい陽南は残り47秒、#4内田壽音からのパスを受けて#5小島が得点。さらに#8綱川由芽がフリースローを着実に決める。しかし、序盤にリードを作った大阪薫英女学院が18-6で1Qを終えた。
2Q、緊張が解けてきたか、陽南はパスが回り出し、ディフェンスも良くなる。その中で、#12池田愛実、#5小島が着実にシュートを決めると、#8綱川が連続3Pシュート。17-24とその差を詰めていく。
対する大阪薫英女学院は、ミスが続き苦しい時間が続く。終盤、インサイドの要#15嶋田百花がねじ込んだものの、大阪薫英女学院の26-21でハーフタイムを迎えた。
3Q開始直後、大阪薫英女学院は#8西村が連続シュート、#9岡田沙也もミドルから決める。離されたくない陽南は#8綱川がまたも連続3Pシュートを決めて点差を詰めるが、大阪薫英女学院も#4舛本が3Pシュート。互いに見応えある攻防を展開する。
残り2分50秒、陽南#8綱川は、この試合5本目の3Pシュートを沈めて30-35と5点差に。しかし、3Qは大阪薫英女学院の37-30で終え、最終クォーターを迎えた。
4Q、最初の得点は陽南#8綱川。32-37と5点差に迫るものの、大阪薫英女学院は#5小松がスティールから速攻を決めるなどで残り6分で41-32と9点差にリードを広げる。
ここでタイムアウトをとった陽南は、再開直後に#8綱川が3Pシュートを成功。しかし、大阪薫英女学院は#8西村が3Pシュートを決め返すと、#6市本彩羽、#9岡田も決めてリードを残り3分で、48-37とする。
陽南は#8綱川、#4内田の3Pシュートで食らいつこうとするが、ディフェンスからの早い展開を確実に得点につなげた大阪薫英女学院が、52-45で勝利した。
