馬場雄大が“ホーバス・ジャパン”に初参加 - 男子日本代表FIBAワールドカップ2023アジア地区予選Window4直前合宿参加メンバー16人が発表される
公益財団法人日本バスケットボール協会(JBA)が、FIBAワールドカップ2023アジア地区予選Window4に向けたAkatsuki Japan男子日本代表の強化合宿を8月4日からスタートさせ、参加メンバー16人の名前を公表した。今回のメンバーはWindow3までのアジア地区予選に出場、あるいは候補に名を連ねたメンバーをベースとしており、B1チャンピオンシップMVPの比江島 慎、7月のFIBAアジアカップ2022でキャプテンを務めた富樫勇樹、同大会で実績を残した河村勇輝や須田侑太郎らが名を連ねている。トム・ホーバスHCの下でシステムにも慣れてきているメンバーたちに、新たにゴールデンステイト・ウォリアーズでNBAサマーリーグに参加した馬場雄大と、昨シーズンのB1で島根スサノオマジックのチャンピオンシップ初進出の原動力となったウィリアムス ニカ(島根スサノオマジック)も加わった。馬場の代表参加は昨夏の東京2020オリンピック後初となる。
東京2020オリンピックで平均9.7得点を記録した馬場雄大が、トム・ホーバスHC率いる日本代表に初参加(写真/©fiba.basketball)
平均身長は190.3cm。最長身は206cmのシェーファー アヴィ幸樹で、200cm超えはシェーファーとウィリアムス、川真田紘也の3人だけ。また、4人いるポイントガードは全員179cm以下と、アジアカップ時以上に機動力を武器とするチームの方向性を鮮明に感じさせるリストとなっている。
☆FIBAバスケットボールワールドカップ2023アジア地区予選Window4直前合宿参加メンバーリスト
■スタッフ
※プロフィールは役職、名前、所属
チームリーダー 清水良規(JBA)
ヘッドコーチ トム・ホーバス(JBA)
アソシエイトヘッドコーチ コーリー・ゲインズ(JBA)
アシスタントコーチ 勝久ジェフリー(川崎ブレイブサンダース)
アシスタントコーチ 佐々宜央(宇都宮ブレックス)
スポーツパフォーマンスコーチ 緒方博紀(JBA)
アスレチックトレーナー 一柳武男(JBA)
サポートアスレチックトレーナー 古澤美香(JBA)
チームドクター 山本敬之(国立国際医療研究センター病院)
テクニカルスタッフ 冨山晋司(JBA)
チームマネージャー 西村拓也(JBA)
サポートスタッフ 大木瀬音(Tokyo Samurai)
■プレーヤー
※プロフィールは名前、ポジション、身長(cm)/体重(kg)、年齢、所属、最終学歴
ウィリアムス ニカ C 203/111(35) 島根スサノオマジック(パシフィック大学)
岸本隆一 PG 176/75(32) 琉球ゴールデンキングス(大東文化大学)
比江島 慎 SG 191/88(31) 宇都宮ブレックス(青山学院大学)
チェンバース アキ SF 191/90(31) 群馬クレインサンダーズ(カリフォルニア大学マーセド校)
永吉佑也 PF 198/115(31) ライジングゼファー福岡(青山学院大学)
須田侑太郎 SG 190/87(30) 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(東海大学)
富樫勇樹 PG 167/65(29) 千葉ジェッツ(モントロス・クリスチャン高校)
馬場雄大 SG 195/90(26) -(筑波大学)
コー・フリッピン SG 188/75(26) 琉球ゴールデンキングス(ドエイン大学)
寺嶋 良 PG 179/77(24) 広島ドラゴンフライズ(東海大学)
シェーファー アヴィ幸樹 PF 206/106(24) シーホース三河(ジョージア工科大学)
吉井裕鷹 SF 196/94(24) アルバルク東京(大阪学院大学)
川真田紘也 C 202/102(24) 滋賀レイクス(天理大学)
西田優大 SG 190/90(23) シーホース三河(東海大学)
井上宗一郎 PF 201/105(23) サンロッカーズ渋谷(筑波大学)
河村勇輝 PG 172/68(21) 横浜ビー・コルセアーズ(東海大学)
平均身長/体重=190.3cm/89.9kg 平均年齢=27.1歳
8月13日(土)・14日(日)の両日、ゼビオアリーナ仙台にイラン代表を迎えて開催されるSoftBankカップ2022では、今回発表された16人の中から選出されたメンバーがプレーする。イラン代表は8月25日(木=日本時間では26日未明)にWindow4で対戦する相手であり、SoftBankカップ2022はその前哨戦という位置づけになる。なお、Window4に臨むメンバーについては、別途JBAから発表されるとのことだ。
(月刊バスケットボール)