月刊バスケットボール5月号

【四国インターハイ】京都精華学園が初優勝! ウチェを軸に全員バスケで大阪薫英女学院を下す

 

3Q、大阪薫英女学院を一気に突き放して京都精華学園が初優勝

 

8月1日、「令和4年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ2022)」女子決勝、前回大会準優勝の大阪薫英女学院(大阪府[1])と同3位の京都精華学園(京都府)が対戦。京都精華学園(京都府)が93-65で勝利し、大会初優勝を決めた。

 

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まず先取点を奪ったのは京都精華学園。#14桃井優が持ち込むと、トップからゴール下の#4イゾジェ・ウチェにパスを出して得点。続けて#10八木悠香も決める。さらに#4ウチェが188cmという高さを活かしてインサイドから決めて6-0とする。

残り8分23秒、大阪薫英女学院は#4都野七海がドライブからチーム初得点。続けて#6熊谷のどかが連続3Pシュートで8-6と逆転する。

 

その後、大阪薫英女学院がリバウンド争いで勝るようになると、#6熊谷がフリースロー、#8細川未菜弥が3Pシュートを決めて13-7とリードを広げる。ここでタイムアウトを取った京都精華学園。#4ウチェ、#14桃井優のシュートで追いかけるが、大阪薫英女学院は#7島袋椛、#8細川の3Pシュートで得点。3Pシュートを高確率で決める大阪薫英女学院とインサイドを軸に攻める京都精華学園という攻防に。

 

クォーター終盤、シュートが落ち始めた大阪薫英女学院に対して、#4ウチェが着実に得点していった京都精華学園が25-22でリードする。このクォーター、#4ウチェは19得点をあげている。

 

2Q序盤は共に固いディフェンスを展開し、得点がなかなか動かない。その中で京都精華学園は#5柴田柑菜が、大阪薫英女学院は#4都野、#5仲江穂果が活躍。残り4分半で30-30と同点になる。その後、#5柴田、#4ウチェ、#11堀内桜花が活躍した京都精華学園がリードを作る。大阪薫英女学院は残り1分を切ってから#6熊谷が3Pシュート、#8細川を決めるが、京都精華学園が41-37でハーフタイムを迎えた。#4ウチェはパーソナルファウル3つとなっている。

 

3Q残り8分40秒、大阪薫英女学院は司令塔の#4都野が4つ目のファウルでベンチへ。この間に、京都精華学園は#10八木、#4ウチェ、#5柴田らが次々と決めて残り7分22秒で51-37とリードを2ケタに広げる。タイムアウトを取って間を作った大阪薫英女学院は、残り6分14秒、#5仲江がクォーター初得点。なかなか良い形が作れず、じりじりと離されていく。

 

3Q序盤、大阪薫英女学院は司令塔の#4都野が4つ目のファウルでベンチへ。その間に、京都精華学園は#10八木、#4ウチェ、#5柴田らが次々と決めてじりじりとリードを広げる。終盤、#6熊谷が3Pシュートを決めたものの、京都精華学園が73-47とリードを作って3Qを終える。

 

4Q、大阪薫英女学院は#4都野が復帰。#5仲江が得点するなど、反撃を図ろうとするが、京都精華学園は#14松本汐音、#10八木、#4ウチェが得点し、さらに点差を広げる。残り6分の時点で83-52と、京都精華学園の30点差に。大阪薫英女学院は#4都野がオフェンスを引っ張り、3Pシュートを決めるなど最後まであきらめずにプレーを続ける。しかし、差を縮めることはできず。京都精華学園が93-65で勝利し、大会初優勝を果たした。

 

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