月刊バスケットボール5月号

【四国インターハイ2022】京都精華学園が準決勝進出、奈良文化を高さ、スピードで翻弄

スタートダッシュを決めた京都精華学園がそのまま逃げ切り

 

7月30日、「令和4年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ2022)」女子準々決勝、京都精華学園(京都府)と奈良文化(奈良県)が対戦。高さ、スピードで翻弄した京都精華学園が80-43で勝利し、準決勝進出を決めた。

 

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試合開始直後、共に厳しいディフェンスでシュートが入らない。先取点を取ったのは京都精華学園。残り8分10秒、タップシュートから決めると、フリースローも決めて3Pプレー。3-0とする。その後も、188cm#4ウチェに入れて追加点を奪っていく。怒り6分55秒、3Pシュートでチーム初得点を奪った奈良文化(奈良県)。その後、#4成田心子がフリースローを決めるが、京都精華学園のディフェンスを崩せない。

 

京都精華学園は昨日の桜花学園戦の立て役者、#10八木悠香、#14桃井優も着実にシュートを入れて点差を話していく奈良文化は終盤#5泉都、#8河野莉奈が得点したが、京都精華学園が21-10とリードして1Qを終える。

 

2Q、京都精華学園はクォーター中盤まで留学生を下げる。この間に、奈良文化は#11橋本瑠花がインサイドで攻守に存在感を示すと、#6大道優月、#9芳賀楓花らが決めて差を詰めようとするが、京都精華学園は簡単にシュートを打たせない。逆に#5柴田柑菜、#11堀内桜花、#ウチェらが着実に決めていき、京都精華学園の34-20でハーフタイムを迎える。

 

3Q、奈良文化は#7御前幸花のゲームメイクからオフェンスの流れが良くなる。しかし、京都精華学園は#5柴田柑菜が3Pシュートを4本立て続けに決めるなどシュートが絶好調に。さらに#4ウチェもインサイドで確実に得点し、62-29とリードを広げて4Qへ。

 

4Q序盤、京都精華学園は#4ウチェを下げるが、厳しいディフェンスに奈良文化はなかなかオープンでシュートは打てない。そんな中、奈良文化はドライブから#8河野莉奈、インサイドから#5泉が得点。集中力をキープして戦う。中盤以降、京都精華学園は#12林咲良、#13橋本芽依、#14桃井優と1年生トリオも活躍。最後まで攻撃の手を緩めず。80-43で勝利した。

 

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