月刊バスケットボール6月号

【四国インターハイ2022】前年王者・中部大第一が最高の出だし、阪南大に110-57で勝利

 

試合を支配した前年王者、中部大第一が3回戦進出を決める

 

7月28日、「令和4年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ2022)」大会2日目男子2回戦、前年王者の中部大第一(愛知県[1])が阪南大(大阪府[1])と対戦。中部大第一が終始、試合を支配し、110-57で勝利し、3回戦に駒を進めた。

 

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中部大第一はファーストプレーで#8ニベイエ・ムハメドがシューティングファウルをもらってフリースローを1本決定。その後、#6下山瑛司が3Pプレー、キャプテンの#4小澤飛悠も決めるなど、開始2分20秒で8-0とスタートダッシュを決める。

 

中部大第一のしつこいディフェンスの前になかなかシュートまで辿り着けない阪南大は、残り7分を切ったところで初得点。その後も3Pシュート、ドライブからのシュートを決めるが連続得点はできない。コンスタントに得点していく中部大第一にどんどん突き放され、1Qは33-17で終える。

 

2Qに入っても中部大第一は試合を支配。#4小澤、#5坂本康成、#6下山、#7小田晟、#8ムハメドが攻守に躍動する。

残り8分19秒、阪南大はインサイドの要、#4ンワンクォチネドゥ・ゴッツウィルがフリースローでクォーター初得点。19-37とするが、ここから残り4分35秒の#4ゴッツウィルのシュートまで得点が止まってしまう。その#4ゴッツウィルがファウルトラブルとなってベンチに下がると、中部大第一はさらにリードを広げ、67-23でハーフタイムを迎えた。

 

意地を見せたい阪南大。3Q、開始直後、#13櫻井千洋がミドルシュートを決めると、キャプテンの#1坂上颯歩も続けてシュートをねじ込む。さらに#13櫻井が3Pシュート、#4ゴッツウィルがミドルから決めるなど、見せ場を作っていく。ディフェンスでも中部大第一にプレッシャーをかけていった阪南大は、このクォーター単体では20-22と善戦する。

 

89-43で迎えた4Q、中部大第一はベンチメンバーをどんどん投入。#9住吉大和を中心に得点を重ねていく。一方、3Qで見せ場を作った阪南大は、最後まで抜くことなくプレー。しかし、点差は縮まることなく、中部大第一が110-57で勝利し、連覇に向けて好発進を果たした。

 

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