月刊バスケットボール5月号

【四国インターハイ2022】桜花学園、連覇に向けて好発進。徳山商工を100点ゲームで下して3回戦進出を決める

 

集中力を保ち続けた桜花学園が大会初戦を勝利

 

7月28日、「令和4年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ2022)」大会2日目女子2回戦、前回大会覇者でウインターカップ3連覇中の桜花学園(愛知県)は徳山商工(山口県)と対戦。試合開始から攻守で主導権を握った桜花学園(愛知県)が隙を見せることなく、107-55で勝利して3回戦に駒を進めた。

 

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まず先取点を奪ったのは桜花学園。192cm#12福王伶奈にパスを入れてゴール下からねじ込むと、続くディフェンスを凌いで#7森美麗が3Pプレー。5-0とする。

対する徳山商工は、厳しいディフェンスに苦労してなかなかシュートチャンスを作れない。そんな中、残り7分16秒、#14京條麻央が右ウイングから3Pシュートを決めて、チーム初得点を奪う。

 

その後、徳山商工は#15藤本桃加がドライブから決めるなどで追加点を奪ったものの、桜花学園はキャプテンの#4横山智那美、#6鈴木杜和、#11大久保陽菜など、出場選手が次々とシュートを決めていく。残り20秒、徳山商工#15藤本は個人技でシュートを決めたが、ラストプレーで桜花学園#5平賀真帆が3Pシュートを沈め、25-12とリードを作って1Qを終える。

 

点差を縮めたい徳山商工、足を動かしてプレッシャーをかけていくが、桜花学園の勢いを止められない。オフェンスでは#10田中こころ、1年生PFの#15深津唯生など途中出場の選手が良さを発揮。何度となくショットクロック・バイオレーションを引き出すなど好ディフェンスも見せて、52-23でハーフタイムを迎えた。

 

3Q、徳山商工は残り7分を切ったところで#8三浦琉優がロング3Pシュートを決めてクォーター初得点。さらに果敢にゴールにアタックする#15藤本がフリースロー、3Pプレーを決めるなど見せ場も作るが、依然として攻守に苦しい場面が続く。

残り2分、桜花学園は#8菊地実蘭がゴール下でパスを受けて得点。73-33と点差を40に広げる。その後も攻撃の手を止めなかった桜花学園が、81-35で最終4Qを迎えた。

 

4Q序盤、互いにシュートが入らない時間が続いたが、すぐに桜花学園はペースを取り戻す。クォーター中盤以降、徳山商工は#4福田優、#15藤本、#7村田彩華が得点。しかし、点差は広がっていく。#7森、#13山田英真と得点を重ねていくと、残り1分20秒、#14黒川心音が3Pプレーを決めて100点の大台に乗せる。

徳山商工は最後まで戦う姿勢を貫いたものの、桜花学園が107-55で勝利。連覇に向けて好発進した。

 

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写真:月刊バスケットボール



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