月刊バスケットボール8月号

【四国インターハイ2022】実践学園が3Qにラッシュをかけて逆転! 能代科学技術に競り勝って2回戦進出

 

3Q、集中力を高めて逆転した実践学園が2回戦へ

 

7月27日、「令和4年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ2022)」大会1日目男子1回戦、能代科学技術(秋田県)と実践学園(東京都(2))が対戦。リードされてハーフタイムを迎えた実践学園だったが3Q、ラッシュをかけて一気に逆転。粘る能代科学技術を90-77で退け、2回戦進出を決めた。

 

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試合開始直後、実践学園は連続シュートを決めるが、能代科学技術は、早い展開から#7渡邉直洋がレイアップ、さらに#6石津光彩の3Pシュートなどで得点をあげ、残り5分の時点で13-10と逆にリードを奪う。

 

その後、実践学園は#84岡田新が速攻を決めると、能代科学技術はキャプテンの#4相原一生が3Pシュートを沈めるなど点の取り合いに。1ポゼッション差で迎えたクォーター終盤、#5安田圭汰、#13中野珠斗らがシュートを決めた能代科学技術が20-19として、1Qを終える。

 

2Qに入っても1ゴール差を争う激しい攻防が続く。そんな中、流れを掴んだのは能代科学技術。残り6分30秒、オープンとなった#14大髙琉翔がパスを受けてレイアップ。26-24とすると残り5分57秒、#9髙橋輝が3Pシュート、さらに4#相原がフリースローを決めて32-27とリードを作る。

 

能代科学技術はさらに残り3分52秒、# 6石津が3Pシュートに加えてフリースローを決める4Pプレー。リードを広げる。その後、実践学園に差を縮められたが、残り1分を切ったところで、#14大髙が3Pシュート、#4相原もゴール下で決めるなどで能代科学技術が44-36とリードしてハーフタイムを迎えた。

 

3Q開始から、実践学園はラッシュをかけて、45-49と4点差まで迫ると残り6分強、#37南澤空が左ウイングから3Pシュートを決めて1点差に。さらに#15江川晴が続いて50-49と逆転に成功し、その後、突き放しにかかる。

 

能代科学技術は残り3分38秒、#12伊藤賑一が3Pシュートを沈めて53-57と差を縮めるが、実践学園の勢いは衰えない。#0堀内星河が確実にシュートを決めるなどで66-57とする。苦しい流れの能代科学技術は、残り41.7秒、#9髙橋輝が3Pシュートを沈めたものの、60-69で4Qを迎えた。

 

能代科学技術は4Q、パスが回り出してオフェンスが好調に。すると残り5分30秒、#12伊藤がレイアップを決めて72-74、1ゴール差に迫る。

実践学園にとって苦しい時間帯となったが、残り3分40秒を切ったところで、#84岡田が3Pシュート、さらに好ディフェンスから#79高橋徳乃心などがシュートをねじ込み、残り2分44秒で83-75と再びリードを広げる。

 

残り2分を切ってから、速攻で#5安田が決めて77-83。逆転勝利へのきっかけとしたかったが、実践学園は残り56.3秒、キャプテンの#0堀内が3Pプレーを成功。能代科学技術の望みを断ち、90-77で勝利した。

 

実践学園は明日の2回戦、白樺学園(北海道(1))と対戦する。

 

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