月刊バスケットボール6月号

NBA

2022.07.19

ゴールデンステイト・ウォリアーズが日本語公式ツイッターアカウントを開設

 この秋NBA Japan Games 2022 Presented by Rakutenで来日するゴールデンステイト・ウォリアーズが、7月18日に日本語の公式ツイッターアカウント(アカウントID: @warriors_jp)を開設した。ハンドルネームは「ゴールデンステイト ウォリアーズ」。「ゴールデンステイト」と「ウォリアーズ」の間が半角スペースで空いている。


新規開設の日本語アカウントで、ウォリアーズは同日早速、クレイ・トンプソンからの「こんにちは!」で始まるメッセージを発信。以降も活発な情報発信が続き、アカウント開設からほぼ丸一日の時点でフォロワーはすでに17,000人を超えた。ウォリアーズのサマーリーグ・チームでプレーした馬場雄大のインタビューも公開されており、今後NBA Japan Games 2022 Presented by Rakutenに向けどんなコンテンツを提供してくれるか楽しみな状態だ。


今回の日本語ツイッターアカウント開設について、ウォリアーズのチーフマーケティング・オフィサーを務めるジェン・マレー氏は、「世界中に広がっている、ウォリアーズのファンベースとのつながりは最優先事項です(Engagement with our Warriors global fan base is a top priority)」とその意図を説明する。「楽天とのパートナーシップの下、日本のファンと直接的にやり取りする好機を生かさせていただき、東京での試合を前にこの新たな日本語公式ツイッターハンドルでそのつながりを深めていくことができるでしょう(In partnership with Rakuten, we have capitalized on incredible opportunities to directly interact with fans in Japan, and with our upcoming games in Tokyo, this new native Japanese Twitter handle will allow us to deepen those relationships.)」

 


NBA Japan Games 2022 Presented by Rakutenは、今年の9月30日(金)と10月2日(日)に、ウォリアーズとワシントン・ウィザーズをさいたまスーパーアリーナに迎えて開催される。この2試合はキャンプ期間のプレシーズンゲームだが、NBA2021-22シーズンのチャンピオンでトンプソンやステフィン・カリーなど日本でもおなじみのスーパースターが所属するウォリアーズと、日本人初のNBAドラフト1巡目指名プレーヤー八村 塁や、6月末に大型の契約公開を済ませたばかりのブラッドリー・ビールらを擁するウィザーズのエキサイティングなプレーを、日本にいながらにして楽しめる機会だ。


今回はNBA全体として、日本で行われる15試合目と16試合目。両チームにとって来日は初めてとなる。両チームが滞在している期間中には、日本のファンと両チームの交流イベントやJr. NBA、NBA Caresのプログラムなども企画されているという。試合の模様は日本国内におけるNBA Rakutenの生配信のほか、200以上の国と地域でも放送・配信が行われる。


ウォリアーズにとっては、アメリカ国外で試合を行うのは2017年の中国以来5年ぶりで、今回が9試合目と10試合目。日本はカナダ、中国、フランス、メキシコ、スペインに続く6ヵ国目のウォリアーズ戦開催国になる。


ウォリアーズは楽天との間で2017年位パートナーシップを締結し、以降ユニフォームの右胸に楽天のパッチをあしらっている。今春そのパートナーシップの延長とともに、楽天傘下のスポーツマネジメント企業Rakuten Sportsとの間でアジアパシフィック市場における戦略的パートナーシップも締結。日本と台湾、シンガポールにおけるプロモーションの強化に取り組むなど、日本市場への積極的なアプローチを拡大しているところだ。

 

(月刊バスケットボール)



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