月刊バスケットボール5月号

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2022.07.18

町田瑠唯、ジャパン・ヘリテージ・デーに2アシスト、1リバウンド、1スティールでミスティクスの勝利に貢献

 日本時間7月18早朝(北米時間17日午後)に行われたWNBAのワシントン・ミスティクス対ミネソタ・リンクスの一戦に、町田瑠唯が出場。今シーズン開幕初戦からの連続試合出場を27に伸ばすとともに、2アシスト、1リバウンド、1スティールを記録してミスティクスの70-57の勝利に貢献した。

 


この一戦はミスティクスが在米日本大使館と共同でジャパン・ヘリテージ・デーとして開催したホームゲーム。会場のエンタテインメントアンドスポーツ・アリーナに4,200人のファンが集まった中で、町田は12分28秒プレーした。


町田の最初のアシストは、11-15と4点差を追う第1Q残り49秒に、ゴール右のローポスト付近でオープンになったエリザベス・ウィリアムズを見つけタイミング良くパスを通したプレー。ウィリアムズは力強いリバースレイアップでフィニッシュした。


スタートで登場した第2Qも、町田は早々に好プレーを見せる。クォーター開始から34秒過ぎにエレーナ・デレ・ダンが決めた3Pショットは、町田がディフェンスリバウンドを奪ってボールを運び、アリエル・アトキンスにつないだボールを、アトキンスがデレ・ダンにスウィングして生み出したもの。町田の最初のアシストのプレーから、“ホッケーアシスト”で生まれたこの得点まで、ミスティクスは7-2のランを展開し、18-17とリードを奪った。

 

 

 この時間帯以降ミスティクスはおおむね試合を優位に運び、13点差の快勝。町田は第4Q開始早々にも、相手のピック&ロールに対するディフェンスでドリブラーのボールを奪い、そこからのトランジションでシャトリ・ウォーカー-キンブローのレイアップをおぜん立てする好プレーがあった。

 

 ミスティクスはこの勝利で今シーズンの通算成績を16勝11敗(勝率.593)としている。町田はこの試合を含む27試合で平均1.9得点、1.2リバウンド、2.4アシストのアベレージだ。


(月刊バスケットボール)



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