月刊バスケットボール5月号

『INSIDE AKATSUKI』で世界に挑む男子U17日本代表に密着!

 

『INSIDE AKATSUKI』とは、バスケットボール日本代表に密着し、普段はなかなか見られない選手たちの内側の一面を紹介する映像コンテンツ。活気あふれる合宿の練習模様や、コート外でリラックスしながら話す選手たちの姿を見ることができる。今回はFIBA U17ワールドカップ2022(7月2~19日/スペイン・マラガ)に向けて直前合宿を行う男子U17日本代表に密着し、大会に懸ける選手たちの意気込みなどが紹介されている。

 

 

 

 6月中旬に行われたFIBA U16アジア選手権で、過去最高位の準優勝という結果を残したメンバーが、今回のFIBA U17ワールドカップ2022に向けて再び招集された。映像は6月28日の合宿風景から。8年ぶり2度目の出場となるFIBA U17ワールドカップに向けて、「新たな挑戦が始まります。チームとしての関係性や役割はみんな分かってきたと思うので、そこをより一層、強固にできるように」と高橋渉チームリーダー。

 

 練習では、アレハンドロ・マルチネスヘッドコーチからシュートの素早い踏み切りや打点の高さについて細かな指導が入る。それはアジアよりさらに長身選手が集まるワールドカップでのブロックショットを想定しての練習だ。

 

 練習後、内藤 耀悠(SF/190cm/レバンガ北海道 U18)は「あまり点数を取れなかったので、もうちょっと積極的にいけたらなと思いました。ディフェンスの部分は誰よりもできたかなと思います。でもところどころでやられていた部分があったので、詰めの甘さをもっと改善できるようにしたいです」とFIBA U16アジア選手権を振り返る。

 

 また、アジア選手権で平均12.4得点を挙げた小川 瑛次郎(SF/187cm/羽黒高2年)は「シュートはアジア選手権でも持ち味を生かして入れることができた」と手応えを語りつつ、「日本の高校と比べてアジアになると自分は小さくなるので、大きい選手に対して体を張ることが難しいなと思いました。(U17ワールドカップに向けては)相手のレベルは上がるので、コートの中でも負けたくないですけど、劣勢になったときにベンチは絶対に負けないように、自分が率先して声を出してチームを盛り上げたいです」と言う。

 

 ウィリアムス ショーン莉音(PF/199cm/仙台大明成高 2 年)は「自分より大きい選手との対戦は留学生以外に経験したことがない中、そういう大きな選手がたくさんいる状況でのプレーが全然うまくいかなくて悔しかったです。でもしっかりそれを自分の中で改めて、ワールドカップではどんどんチャレンジしていきたいです」と決意を語る。

 

 マルチネスヘッドコーチや川島悠翔(PF/200cm/福岡大附大濠高 2 年)、石口直(PG/ 180cm/東海大付諏訪高 3 年)は練習後、メディアからのオンライン取材に対応。その中でマルチネスヘッドコーチは「日本代表チームとしての結果も大事ですが、代表チームを構成する選手一人一人がU17ワールドカップという国際大会を通じて何を学ぶかというのが大事。アジア選手権で銀メダルというのはもちろんすばらしい結果ですが、そこで終わってはいけません。最も重要なのは彼らが高い国際レベルの中でさまざまな経験をして、大会が終わったときに何か新しいことを得られたと感じることだと思っています」と大会の意義を話していた。

 

 FIBA U16アジア選手権でもキャプテンとしてリーダーシップを発揮していた石口は「コミュニケーションを取ることを意識しました。日常でもそうですが、試合中の苦しいときにコミュニケーションを取ることがチーム力を引き出すためのコツかなと思っていました」とのこと。「ワールドカップでは格上となるチームがたくさんいるので、どれだけ自分たちが勝負できるか、戦いに挑めるか。チーム力や頭でカバーしながら頑張っていきたいです」と意気込みを語る。

 

「楽しかったというのが一番の感想」とU16アジア選手権を振り返ったのは最年少の渡辺伶音(PF/204cm/福岡大附大濠高 1 年)。204cmの身長ながら「自分なんて小さいなと思いました」と、オーストラリアなどの強豪国相手に大きな衝撃を受けたようで、「いろいろな課題が見付かってすごく良い経験になりました」と、得るものは多かったようだ。

 

 崎濱 秀斗(PG/175cm/福岡第一高 2 年)は「アジア選手権では限られた時間でどれだけ自分の強みを出せるかやどういうプレーをしたらチームに勢いをもたらせられるかを学びました。ワールドカップはそれを生かす大会だと思っているので、そこにフォーカスして楽しんでやっていきたいです」と言い、ディフェンスで自らの役目を果たすことを誓う。

 

 それぞれにアジア選手権で大きな収穫を持ち帰った選手たちは、世界の列強国に挑むべくスペイン・マラガへと旅立った。FIBA U17ワールドカップ2022、ドミニカ共和国との注目の初戦は7月2日25:30から。7月3日28:00からスペイン戦、7月5日25:30からリトアニアと戦い、グループラウンド突破を目指す。試合はFIBA公式YouTubeチャンネルで全試合LIVE放送あり。ぜひ日本からエールを送ろう!

 

 

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(月刊バスケットボール)



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