月刊バスケットボール6月号

渡邊雄太、W杯アジア地区予選Window3は不参加もアジアカップは可能性あり – トム・ホーバスHC明かす

 公益財団法人日本バスケットボール協会(JBA)は6月21日に、FIBAワールドカップ2023アジア地区予選Window3に臨む日本代表候補の予備登録選手24人を以下のとおり発表した。


☆FIBAワールドカップ2023アジア地区予選Window3日本代表チーム予備登録選手
プロフィールは名前、ポジション、身長(cm)/体重(kg)、年齢、所属、出身校
古川孝敏 SF 190/92 (34) 秋田ノーザンハピネッツ(東海大学)
谷口大智 PF 201/105 (32) 茨城ロボッツ(サウスイースタン・オクラホマ州立大学)
ルーク・エヴァンス C 203/100 (31) ファイティングイーグルス名古屋(カリフォルニア・バプティスト大学)
永吉佑也 PF 198/115 (30) 京都ハンナリーズ(青山学院大学)
藤井祐眞 PG 178/75 (30) 川崎ブレイブサンダース(拓殖大学)
須田侑太郎 SG 190/87 (30) 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(東海大学)
張本天傑 PF 198/100 (30) 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(青山学院大学)
野本建吾 PF 201/101 (30) 群馬クレインサンダーズ(青山学院大学)
富樫勇樹 PG 167/65 (28) 千葉ジェッツ(モントロス・クリスチャン高校)
渡邊雄太 SF 206/97 (27) トロントラプターズ(ジョージ・ワシントン大学)
佐藤卓磨 SF 197/93 (27) 千葉ジェッツ 東海大学(北海道)
齋藤拓実 PG 172/69 (26) 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(明治大学)
馬場雄大 SG 195/90 (26) -(筑波大学)
コー・フリッピン SG 188/75 (26) 琉球ゴールデンキングス(ドエイン大学)
小島エリエット海 PF 198/91 (25) 大阪エヴェッサ(シャミナード大学)
ラシード ファラーズ C 202/94 (24) 千葉ジェッツ(東洋大学)
吉井裕鷹 SF 196/94 (24) アルバルク東京(大阪学院大学)
川真田紘也 C 202/102 (24) 滋賀レイクスターズ(天理大学)
小酒部泰暉 SG 187/88 (23) アルバルク東京(神奈川大学)
テーブス海 PG 188/85 (23) 宇都宮ブレックス(ノースカロライナ大学ウィルミントン校)
西田優 SG 190/90 (23) シーホース三河(東海大学)
井上宗一郎 PF 201/105 (23) サンロッカーズ渋谷(筑波大学)
富永啓生 SG 188/80 (21) ネブラスカ大学(レンジャー大学)
河村勇輝 PG 172/68 (21) 横浜ビー・コルセアーズ(東海大学)
平均身長/体重: 192.0cm/90.0kg 平均年齢: 26.6歳


この中で唯一NBAでプレーしている渡邊雄太について、トム・ホーバスHCは21日のオンライン会見で、「Window3は来ませんが、それは予定通りです」と大会に参加しないことを認めた。ただし渡邊自身の代表活動への意欲は高いとのこと。ホーバスHCの体制下では、まだ八村 塁(ワシントン・ウィザーズ)も含めNBAプレーヤーが活動に参加したことはないが、「(渡邊は)アジアカップには来る可能性があります」と笑顔で話していた。「今のキャンプは何もやっていないですが、この合宿の前に雄太に一回に会いました。彼はすごく気持ちが強い。時間があれば、スケジュールがとれるなら(彼は)一緒にやりたいんです」

 

トム・ホーバスHCは渡邊雄太のWindow3不参加を明かしたが、


開催国枠で本戦出場が決まっている今回の予選で、現段階における代表選考は、候補を絞っていく意味合いはまだ薄い。ホーバスHCはBリーグのチャンピオンシップでディープランをしたチームのプレーヤーの招集をWindow4に向け一時的に回避するなど、ロスターのバランスをとりつつすべての試合で勝利を目指す意向を語っており、そのすべてを通じて本番の人選を検討していく流れとなりそうだ。


FIBAワールドカップ2023アジア地区予選Window3での日本代表は、7月1日(金)にオーストラリア代表(日本時間18:40試合開始予定)と、7月3日(日)にチャイニーズ・タイペイ代表(日本時間15:10試合開始予定)と対戦予定。各試合のエントリーメンバー12人は、上記の24人から選ばれ、各試合前日までに開催されるFIBAテクニカルミーティングの承認を経て最終決定となる。



(月刊バスケットボール)



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