月刊バスケットボール5月号

U16男子日本代表、初戦クウェート代表に快勝 – FIBA U16アジア選手権2022が開幕

 6月12日にFIBA U16アジア選手権2022がカタールで開幕、U16男子日本代表は初日にクウェート代表と対戦し、98-33と一方的な展開で勝利した。

 

☆FIBA U16アジア選手権2022初日、日本代表試合結果

クウェート 33(06 05 13 09)

日本 98(23 23 29 23)

日本トップパフォーマー

小川瑛次郎(羽黒高等学校2年) 15得点、4リバウンド、2スティール

川島悠翔(福岡大学附属大濠高等学校2年) 14得点、7リバウンド、4アシスト、3スティール

内藤耀悠(レバンガ北海道U18) 14得点、13リバウンド、5アシスト、1スティール、3ブロック

 


ゲームハイの15得点を挙げた小川瑛次郎(写真/©FIBA.U16Asia)

 

 日本は序盤からややボールキープ力に甘さが見えるクウェートに対し厳しいディフェンスで圧倒。前半だけで小川瑛次郎と武藤俊太朗(開志国際高等学校3年)の2スティールを筆頭にチームで11本のスティールを記録して、相手から17ターンオーバーを誘発した。ハーフタイムまでにクウェート代表に許したフィールドゴールはわずか4本。攻めても第2Qには川島悠翔が豪快に2連続ダンクを決めるなど、クウェート代表を寄せつけない強さを見せた。

 


川島悠翔は豪快なダンク連発を含む14得点、7リバウンド、4アシスト、3スティールと攻守に躍動した(写真/©FIBA.U16Asia)

 


この試合で唯一のダブルダブル(14得点、13リバウンド)を記録した内調耀悠は大きな存在感を見せた(写真/©FIBA.U16Asia)

 

 U16男子日本代表の次戦は、14日(火)のフィリピン代表との一戦。勝てばグループC1位で決勝トーナメント進出が決まる。13日(月=日本時間では14日未明)のクウェート、フィリピン両代表の対戦結果も影響する中、日本は仮にフィリピンに敗れた場合にも得失点差で2位以上となり決勝トーナメントに進出する可能性が濃厚ではあるが、きっちり勝って1位通過を成し遂げたいところだ。

 

 

文/柴田 健(月バス.com)

(月刊バスケットボール)



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