【関東大会・女子】第76回関東高等学校バスケットボール選手権大会プレビュー
今年の関東女子は、6月11日(土)・12日(日)に、日環アリーナとちぎメインアリーナ(栃木県総合運動公園メインアリーナ)にて開催される。試合はA、Bブロック各16チームのトーナメントにより争われるが、昨年同様、決勝戦は行われず、準決勝に勝利した2チームが優勝となる。
東京勢が強さを見せる予感
Aブロックの注目は、明星学園、東京成徳大、八雲学園といった東京勢だ。
中でもその強さを存分に見せつけると予想されるのが、昨冬のウインターカップでベスト8入りしたときのスタメンが3人(池田凜、梅村成理、アダム・アフォディア)も残っている明星学園。特にPGの池田は、武器であるスピードとシュート力で自ら得点するだけでなく、広い視野を生かしたパスで味方を生かすこともできる頼れる司令塔。加えて、身長195㎝のアフォディアがインサイドを支配し、広いシュートレンジを持つ梅村が内外角からリングを射抜いていく。伝統的に手堅いディフェンスを武器にしてきた明星学園だが、今年はオフェンス力も一級品。この関東女子でもその強さを存分に見せてくれるはずだ。
そして東京予選2位だった東京成徳大にも、原美月、山宮好葉といった昨年のウインターカップ(ベスト8)スタメン組が残っている。特にキャプテンでポイントガードの山宮は、その経験と広い視野、そしてディフェンスでチームをけん引するだろう。
また、東京予選は3位だったが、準決勝で東京成徳大に1点差(75‐76)まで迫った八雲学園も注目校だ。軸となるのは178㎝と長身でシュート力もある藪未奈海。八雲学園は多彩な展開のオフェンスを見せるのが魅力だが、藪が躍動することでタンジャ マロ ナオミ(179㎝)、原英未、山田優歩、田中愛聖といった昨冬を経験した3年生が触発されて持っている力を発揮するに違いない。
その他、千葉を制した千葉経大附と栃木の矢板中央にも注目してほしい。千葉経済大は得点力のある2年生・坂口彩花やキャプテン川井田風寧が躍動する予感。矢板中央は今回の県予選で、昨年度のインターハイ、ウインターカップともに県予選決勝で敗れた白鷗大足利に勝利。地元開催の関東女子でも、その勢いを見せてほしいところだ。
\出場チーム選手名鑑・トーナメントほか/
\A・Bブロック準決勝・決勝 バスケットLIVEにて放送!!!/
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