月刊バスケットボール5月号

NBA

2022.06.06

2022NBAファイナル第2戦、ウォリアーズ勝利でシリーズはタイに

 ボストン・セルティックスがアウェイでの初戦でゴールデンステイト・ウォリアーズを倒して幕を開けた2022NBAファイナル。シリーズは日本時間6月6日(北米時間5日)にウォリアーズのホーム、チェイス・センター(カリフォルニア州サンフランシスコ)で第2戦を迎え、ウォリアーズが第3Q攻勢で大量リードを築き107-88で初勝利を手にした。対戦成績はこれで1勝1敗のタイ。ただしホームコート・アドバンテージはセルティックスが握っている。


☆NBAファイナル第2戦試合結果
ウォリアーズ 107(31 21 35 20)
セルティックス 88(30 20 14 24)
※シリーズ成績は1勝1敗のタイ

 


ウォリアーズは得点源のステフィン・カリーが29得点、6リバウンド、4アシスト、3スティールと攻守に大活躍。特に35-14と圧倒した第3Qに14得点を稼ぎ、チームを勢いづけた。このクォーター終了間際には、シューティングガードのジョーダン・プール(この日17得点)がセンターラインを1歩超えたあたりからのハーフコートショットを成功させ、ホームのファンを喜ばせるシーンもあった。この一撃でウォリアーズのリードは87-64の23点差。初戦では、ウォリアーズが同じように第3Qに攻勢をかけながら、第4Qにセルティックスが17-0のランを含む40得点の猛攻で逆転し、勝利を手にしたが、この試合では流れが変わることはなかった。


敗れたセルティックスでは、ジェイソン・テイタムが28得点、6リバウンド、3アシストに1スティール。しかしチームとして初戦のようにバランスの良いオフェンスができず、テイタムのほかに2桁得点はジェイレン・ブラウンの17得点、デリック・ホワイトの12得点の2人のみ。そのほかは全員が6得点以下にとどまった。


2022NBAファイナル第3戦は、セルティックスのホーム、マサチューセッツ州ボストンのTDガーデンに舞台を移して、日本時間6月9日(木=北米時間8日[水])に行われる。



(月刊バスケットボール)



PICK UP