月刊バスケットボール5月号

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2022.06.04

町田瑠唯、6月初戦はキャリアハイに並ぶ4リバウンドに1アシスト – ミスティクスは黒星

 町田瑠唯が所属するワシントン・ミスティクスが、日本時間6月4日(北米時間3日)にニューヨーク・リバティーを相手に今シーズン11試合目となるホームゲームを戦った。ミスティクスは70-74で接戦を落とし今シーズン4敗目。通算成績は7勝4敗(勝率.636)となった。


この試合でベンチからのスタートとなった町田は、10分33秒の出場で4リバウンド、1アシスト、1スティールを記録した。4リバウンドは今シーズン3度目となるWNBAでのキャリアハイ・タイの数字。町田はここまで11試合にはすべてに出場しており、平均2.5得点、2.0リバウンド、3.1アシスト、0.5スティールというアベレージを残している。

 


この試合には、リバティーの一員として中国代表のハン シューも出場していた。ハンは身長208cmと登録されているビッグセンターで、昨年のFIBA女子アジアカップ2021で日本代表と決勝戦を戦った中国代表チームにも入っていたプレーヤーだ。この試合ではエレーナ・デレ・ダンらとマッチアップして4得点、4リバウンド。町田と同時に、アジアのビッグネームがコートで共演するシーンもあった。ハンがWNBAでプレーするのは2019年以来3年ぶりで、ここまで7試合に出場して平均9.6得点、5.0リバウンド、0.4ブロックと高さを生かしてリバティーの戦力となっている。

 

 ミスティクスの次戦は6月6日(月)に行われるシカゴ・スカイとのアウェイゲーム。今シーズン最初の対戦で敗れた昨シーズンのチャンピオンであり、ミスティクスとしても町田としてもぜひとも白星をつかみたい試合となる。



文/柴田 健(月バス.com)
(月刊バスケットボール)



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