【月バス.com連載企画/第8回】知ってる? バスケットボール最高峰リーグNBAのアレコレ

 月バス.com限定配信の「知ってる? NBAのアレコレ」。今回は第8弾をお届けします。「NBAをこれから見はじめたい!」「NBAについてもっと知りたい!」というアナタへ、月バス編集部が毎週一つずつNBAにまつわるマメ知識をQ&A方式で出題! 「これは知っているよ」というライトなものから「へぇ~」と思わず口にしてしまうようなディープなものまで幅広く紹介していきます!

 

 前回のお題は「バスケットボールの神様とも揶揄されるマイケル・ジョーダン(元ブルズほか)ですが、彼の背番号23は、一度もプレーしていないある球団の永久欠番となっています。その球団とは?」でした。

 

 正解は…マイアミ・ヒート

 

 1988年に創設されると、数年の低迷をへてロサンゼルス・レイカーズの黄金期を築いた名将パット・ライリー(現ヒート球団社長)をHC兼GMに迎え入れると、徐々に力を付けていきました。90年代から2000年代にかけてティム・ハーダウェイ、アロンゾ・モーニング、ドウェイン・ウェイドなどの名選手を数多く輩出し、06年にはウェイドとNBA歴代屈指の怪物センター、シャキール・オニールのデュオを擁して、球団史上初優勝を達成。11年から14年にはウェイド、レブロン・ジェームズ(現レイカーズ)、クリス・ボッシュによる“3KINGS”を結成し、4シーズン全てでNBAファイナル進出、内2度の優勝を果たしました。

 

(レブロンはヒートでは6番を着用/Photo Yasutaka Ishizuka)

 

 そんなヒートには永久欠番となっている背番号が5つ。

 

 1… クリス・ボッシュ

 10 ・・・ティム・ハーダウェイ

 32 ・・・シャキール・オニール

 33 ・・・アロンゾ・モーニング

 

 そして、残る一つがマイケル・ジョーダン(元ブルズほか)の23番なのです。これは03年にパット・ライリーHC(当時)が、ジョーダンの功績に敬意を表して制定したもの。ヒートでプレーしていない選手なのにもかかわらず! 後にレブロンが「23番をリーグ全体の永久欠番にすべき」と発言したこともありました(さすがにそうはならなかったのですが)。それだけジョーダンの23番がNBA、バスケットボール界において特別な意味を持つ番号だということですね。



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