月刊バスケットボール8月号

【NBAのアレコレvol.58】NBA3連覇を英語で何と表現する?

 月バス.com限定配信の「NBAのアレコレ」。今回は58弾をお届けします。「NBAをこれから見はじめたい!」「NBAについてもっと知りたい!」というアナタへ、月バス編集部が毎週一つずつNBAにまつわるマメ知識をQ&A方式で出題! 「これは知っているよ」というライトなものから「へぇ~」と思わず口にしてしまうようなディープなものまで幅広く紹介していきます!

 

前回のお題は「NBA3連覇を英語で何と表現する?」でした。

 

 正解は…Three-peat(スリーピート)

 3連覇を意味する「Three-peat」は直訳すると「3回繰り返す」という意味で、その言葉のとおり「優勝を3回繰り返す=3連覇」という表現として使われています。皆さんにとって最もなじみのあるの3連覇と言えば、マイケル・ジョーダンのブルズでしょうか、それともシャック&コービーのレイカーズでしょうか。

 

 いずれにしても世界最高の選手が集うリーグの中で3連覇を達成することは容易ではありません。近年でも2018-19シーズンのウォリアーズや13-14シーズンのヒート、10-11シーズンのレイカーズが3連覇に挑みましたが、いずれも達成できず。これらの事実がその過酷さを物語ります。

直近の3連覇は2000~02年のレイカーズだ/Photo by Tomoaki Samaki

 

 目まぐるしく状況が変わるリーグにおいて優勝チームのロスターを長期にわたって維持すること、勝ちに対する選手のモチベーションを維持することは非常に難しいことです。動画配信サービス『NETFLIX』の「マイケル・ジョーダン:ラストダンス」の作中にもその描写が映されていましたね。

 

 19-20シーズンを終えた時点で3連覇を達成しているのはレイカーズ(1952~54,00~02)、ブルズ(91~93,96~98)、セルティックス(59~66)の3チームのみ。ブルズの2度目の3連覇は“リピート・スリーピート”と表現されることもあります。

 

 そもそも、スリーピートという言葉の生みの親は現ヒート球団社長のパット・ライリーと言われており、商標登録もしているそうです。ライリー自身、ヘッドコーチとしては3連覇を達成した経験はありませんが、マジック・ジョンソンやカリーム・アブドゥル=ジャバーを中心としたレイカーズを率い、87-88シーズンには19年ぶりのNBA連覇を達成しています。

 

 では、今回お題は…

 

Q.最優秀守備選手賞を受賞したにもかかわらず、オールNBA1stチーム入りを逃した選手は?

ヒント…兄弟そろってNBA史上屈指の外国人ビッグマンとして活躍しました。

 

 答えはうんちく、第59回のお題と共に11月13日(金)公開!

 

(月刊バスケットボール)



PICK UP