【NBAのアレコレvol.56】ドラフト指名を受けた選手の中で最も順位が低いオールスター選手は?
月バス.com限定配信の「NBAのアレコレ」。今回は56弾をお届けします。「NBAをこれから見はじめたい!」「NBAについてもっと知りたい!」というアナタへ、月バス編集部が毎週一つずつNBAにまつわるマメ知識をQ&A方式で出題! 「これは知っているよ」というライトなものから「へぇ~」と思わず口にしてしまうようなディープなものまで幅広く紹介していきます!
毎年東西合わせて24名が選出されるNBAオールスターゲーム。世界最高峰リーグの中でもトップ中のトップのみが集うこの祭典はNBA選手にとって一つの目標でしょう。そんな祭典に選出される選手の多くはNBAドラフトの上位指名者、もしくは1巡目指名の選手になることが多いのですが、中には2巡目指名選手やドラフト外からオールスターに上り詰める選手も存在します。
その中でドラフト指名順位が最も低いオールスター選手といえば、ドラフト最終指名、2巡目全体60位のアイザイア・トーマスです。選出当時セルティックスに所属していたトーマスは2016年、17年と2年連続でオールスターゲームに出場。この2シーズンはセルティックスのエースとして活躍し、特に16-17シーズンはリーグ2位の平均28.9得点を挙げる圧巻のシーズンを過ごしました。
トーマスが初選出された16年大会は彼自身が尊敬するコービー(右)のラストオールスターだった
また、初選出の16年はトーマスが尊敬してやまないコービー・ブライアント(元レイカーズ)のラストオールスター。憧れのスーパースターとの共演をトーマスも楽しみました。近年ではドレイモンド・グリーン(12年2巡目 35位)やマヌ・ジノビリ(1999年2巡目57位)らも複数回のオールスター選出を果たしています。
ちなみにドラフト指名されなかった選手として最多の出場記録を持つのはベン・ウォーレスの4回。ウォーレスはこの記録に加え、最優秀守備選手賞の受賞回数でも歴代最多タイの4回を誇っています。ドラフト時の評価が絶対ではないことを表すようなエピソードですね。
では、今回お題は…
Q.2019-20シーズンの最高額サラリー選手は?
ヒント…現在32歳のポイントガードです
答えはうんちく、第57回のお題と共に10月23日(金)公開!
(月刊バスケットボール)