月刊バスケットボール6月号

【NBAのアレコレvol.47】マット・バーンズが得意としていたバスケット以外の競技は?

 月バス.com限定配信の「NBAのアレコレ」。今回は47弾をお届けします。「NBAをこれから見はじめたい!」「NBAについてもっと知りたい!」というアナタへ、月バス編集部が毎週一つずつNBAにまつわるマメ知識をQ&A方式で出題! 「これは知っているよ」というライトなものから「へぇ~」と思わず口にしてしまうようなディープなものまで幅広く紹介していきます!

 

 前回のお題は「マット・バーンズが得意としていたバスケット以外の競技は?」でした。

 

 正解は…アメリカンフットボール

 タフなディフェンスと誰に対しても物怖じしない強気な姿勢で長くNBAで活躍したバーンス。特に2006年から10年までの期間(ウォリアーズ、サンズ、マジック)にはスター選手ではないものの、チームに欠かせない3&Dプレーヤーとして各チームで相手のエーススコアラーを封じる大役を担っていました。

 

 当時は3&Dという言葉自体が現代のように頻繁に用いられるものではありませんでしたが、ブルース・ボウエン(元スパーズほか)やマイケル・ピートラス(元マジックほか)らバーンズと同じ時代を戦った選手たちと共にそういったタイプの原型となった一人でした。

 

 そんなバーンズですが、高校時代にはバスケットに加えてアメリカンフットボールにも熱心に取り組んでおり、その実力は全米の高校選抜に選ばれるほど。キャリア中盤の05-06シーズン前後にはなかなかNBAで芽が出なかったこともあり、本気でNFL転向を考えていたそうです。

 NBA選手にはバーンズのように複数の競技で優れた才能を示した選手が多く、レブロン・ジェームズ(レイカーズ)やネイト・ロビンソン(元ニックスほか)はアメフト、ティム・ダンカン(元スパーズ)が水泳、ジェイソン・リチャードソン(元ウォリアーズほか)がアイスホッケー、チェイス・バディンガー(元ロケッツほか)がバレーボールで非常に優秀な成績を収めています。また、サンダーで大活躍するクリス・ポールはボーリングでプロ級の腕前を持っていることでも有名ですね。

 

 では、今回お題は…

 

Q.グレッグ・ポポビッチHCに次いで現在所属するチームでの指導歴が長いHCは?

ヒント…該当HCは2名で、彼らの率いるチームは共にその期間で優勝経験があります

 

 答えはうんちく、第48回のお題と共に8月14日(金)公開!

 

(月刊バスケットボール)



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