月刊バスケットボール5月号

【NBAのアレコレvol.29】ボリス・ディアウの契約内容に含まれた特別ボーナスが支給される条件とは?

 月バス.com限定配信の「NBAのアレコレ」。今回は29弾をお届けします。「NBAをこれから見はじめたい!」「NBAについてもっと知りたい!」というアナタへ、月バス編集部が毎週一つずつNBAにまつわるマメ知識をQ&A方式で出題! 「これは知っているよ」というライトなものから「へぇ~」と思わず口にしてしまうようなディープなものまで幅広く紹介していきます!

 

 前回のお題は「ボリス・ディアウの契約内容に含まれた特別ボーナスが支給される条件とは?」でした。

 

正解は…体重キープもしくは減量

 

 203㎝の身長と当たり負けしない屈強な体躯を誇ったディアウ。NBAでは主にパワーフォーワードとして活躍する機会が多かったのですが、ハンドリングスキルやパススキルも非常に高く、ポイントガードからセンターまでの5つのポジション全てをこなせる超マルチプレーヤーでした。

 

 そんなディアウは2011-12シーズン途中にスパーズへ移籍。ティム・ダンカン、トニー・パーカー、マヌ・ジノビリを中心としたチームバスケットの中で、そのマルチぶりはキャリア最高の輝きを放つことになります。2014年のNBAファイナルでは、ドラフト同期入団のレブロン・ジェームズ、ドウェイン・ウェイド、クリス・ボッシュのスリーキングス擁するヒートに4勝1敗で勝利し、NBAを制覇しました。

 

主役にはならなかったが、ダンカン(左)らとのコンビネーションは抜群だった

 

 そして、このオフにスパーズと再契約をしたディアウですが、その契約内容にはユニークな一文が。それは“14-15シーズン中にディアウが体重(当時115.2㎏)をキープ、もしくは減量することができれば、特別ボーナスを支給する”というもの。

 

 ・開幕直前の10月25日時点で体重をキープ、もしくは減量していれば15万ドル

 ・オールスター明けに体重をキープ、もしくは減量していれば15万ドル

 ・4月1日時点で体重をキープ、もしくは減量していれば20万ドル

 

 上記がその概要です。これについてグレッグ・ポポビッチHCがシーズン後に「次に会うとき、彼はトップシェイプではないだろうね(笑)」とジョークをかますと、これにディアウが反応。ワイングラスを持った自身の写真をSNSに投稿すると、そこには「ポップ、心配はいらないよ。たった1杯のワインと、毎日のワークアウトさ!」というコメントが添えられていました。

 

では、今回お題は…

 

Q.レイカーズでチームメイトとなったドワイト・ハワードとジャベール・マギーはある共通の話題でたちまち意気投合したそうです。その話題に上がった選手とは?

ヒント…2人ともコート外でこの選手に悩まされました

 

答えはうんちく、第30回のお題と共に3月6日(金)公開!

 

(月刊バスケットボール)



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