【NBAのアレコレvol.10】ロケッツに所属していた中国人センターの名前は?

 月バス.com限定配信の「知ってる? NBAのアレコレ」。今回は第10弾をお届けします。「NBAをこれから見はじめたい!」「NBAについてもっと知りたい!」というアナタへ、月バス編集部が毎週一つずつNBAにまつわるマメ知識をQ&A方式で出題! 「これは知っているよ」というライトなものから「へぇ~」と思わず口にしてしまうようなディープなものまで幅広く紹介していきます!

 

 前回のお題は「ロケッツに所属していた中国人センターの名前は?」でした。

 

正解は…姚明(ヤオ・ミン/元ロケッツ)

 

 アジア出身のNBA選手のパイオニアとも言えるヤオの身長はなんと229cm! さらにその長身からは想像もできないくらいに柔らかなシュートタッチとスキルを持っており、その姿から「歩く万里の長城」というニックネームが付きました。ビッグマンの概念を変えた選手の一人と言ってもいいでしょう。

 

 

(©Tomoaki Sasaki)

 

 2002年のNBAドラフトではいの一番に指名を受け、ロケッツに入団。そのインパクトと圧倒的な人気で1年目からオールスターゲームにも出場しました。当時、センターはこぞってフリースローが苦手な選手が多かったリーグにあって、ヤオのFT成功率は80%を超える高確率であり、その点においてもすばらしく優秀でした。

 

(横に並ぶディケンベ・ムトンボ・右の身長は218cm/©Tomoaki Sasaki)

 

 また、リーグ史に残る怪物センター、シャキール・オニール(216cm、147kg)に対抗できた数少ない選手の一人でもありました。度重なるケガによってそのキャリアは僅か9シーズンで幕を閉じることになってしまいましたが、現在は中国バスケットボール協会の主席として、第二の人生を歩んでいます。

 

 ちなみにヤオの奥様は中国代表にも選ばれていた元プロバスケットボール選手で、身長190cm。果たしてお子さんの身長はいくつになることやら…。



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