月刊バスケットボール8月号

ワールドカップに向け、ニュージーランドとの強化試合は1勝1敗に

 8月12日の第1戦に続き、14日に第2戦が練習マッチとして開催された。故障でリザーブとなっていた渡邊雄太がラインナップに復帰。八村塁、ニック・ファジーカスの3人が初のそろい踏みとなった。<続きを読む>

 8月12日の第1戦に続き、14日に第2戦が練習マッチとして開催された。故障でリザーブとなっていた渡邊雄太がラインナップに復帰。八村塁、ニック・ファジーカスの3人が初のそろい踏みとなった。
しかし、終始主導権を握ったゲームを展開した第1戦とは打って変わって、第2戦はニュージーランドが先行。激しいディフェンスと3ポイントで崩され、日本は前半42-61と19点ものビハインドを背負った。
後半に入ると日本のディフェンスにエンジンがかかり、そこからファジーカス、馬場雄大らが得点、一気に流れをつかみ5分余りで点差を一桁差に持ち込んだ。しかし、その後ニュージーランドの反撃を許し、70-84で最終クォーターを迎えた。
4Qには安藤誓哉、安藤周人、シェーファー アヴィ幸樹らベンチ組が躍動。残り6分で再び一桁差に詰める。しかし、ここでもニュージーランドに持ち堪えられ、前半のビハインドを取り戻すことはできずに87-104で敗戦。1勝1敗でニュージーランドとのシリーズを終えた。フリオ・ラマスヘッドコーチは「2試合を通してオフェンス面ではまずまずだったが、ディフェンス面には課題が残ったので修正していきたい。トランジション・ディフェンスやピックプレーのディフェンスなど細かな部分の修正が必要」と振り返った。
この日、ネンザからの復帰戦となった渡邊は「最初から10分の出場と決めていたので、まずはプレーできてよかった」とコートの上に戻ってきた安堵感を口にした。

[8月12日]
日本 99-89 ニュージーランド
・八村35得点/ファジーカス7リバウンド/馬場6アシスト
[8月14日]
日本 87-104 ニュージーランド
・八村19得点/八村9リバウンド/安藤(誓)4アシスト

(月刊バスケットボール)



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