月刊バスケットボール6月号

Bリーグ

2020.01.10

天皇杯・準々決勝 強豪A東京を退けた川崎、SR渋谷、滋賀、宇都宮がベスト4へ

 1月9日、天皇杯ファイナルラウンド準々決勝4試合がさいたまスーパーアリーナで開催された。中でも注目の顔合わせとなったのがBリーグ中地区首位の川崎と東地区2位のA東京の一戦。

 

 ともに激しいディフェンスを見せるなか、序盤は3Pシュートを効果的に決めたA東京が優位に展開する。川崎は「やろうとしたプレーはできていた」(佐藤HC)と試合後に語ったものの、肝心のシュートが決まらず苦戦を強いられた。それでも、タイトなディフェンスから粘り、徐々に点差を詰めると、3Q終了間際、#14辻から#35ヒースへのアリーウープが決まり、46-44と川崎が逆転を果たす。4Qに入るとついに辻が3Pシュートを決めると、流れは川崎へと傾く。最後はキャプテンで司令塔の#7篠山を故障で欠くなか、重責を担った#0藤井がドライブ、アシストと躍動。粘るA東京を69-66で振り切り、準決勝進出を決めた。

 

勝利を呼び込む活躍を見せた藤井(川崎)

 

<準々決勝結果>
サンロッカーズ渋谷 76-60 レバンガ北海道
滋賀レイクスターズ 73- 65 シーホース三河
川崎ブレイブサンダース 69-66 アルバルク東京
宇都宮ブレックス 74-65 富山グラウジーズ

 

 準決勝は1月11日、決勝は12日にさいたまスーパーアリーナで開催される。

 

(月刊バスケットボール)



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