月刊バスケットボール6月号

ケビン・デュラントの名を冠したバスケコートが大久保公園(東京新宿区)に登場 - 2K Foundations、デュラント財団、go parkeyが協業

 2Kの慈善活動部門である2K財団(2K Foundations)が、NBAのスーパースターとして世界中に知られるケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ)のチャリティー基金(KDCF)とのパートナーシップによるアジア初プロジェクトとして、大久保公園(東京都新宿区)のバスケットボールコート改修に着手、7月30日に全工程完了後のオープニングセレモニーを開催した。「2K Foundations x Kevin Durant Renovation Art Court 2022」と名付けられた新しいコートは、日本人アーティストのFATEのデザインを取り入れた芸術性の高い「アートコート」。美しい公園や地域交流の場を作り、スポーツ文化の普及を目指す一般社団法人go parkey(ゴー・パーキー)との協同で、子どもたちの創造意欲を刺激するとともに、世界有数の大都市である新宿の活気を表現する華やかで楽しいデザインのコートに生まれ変わった。


装い新たなアートコートを上空から撮影した写真は、デュラント本人もソーシャルメディアでシェアしており、ファンが大きな反響を寄せている。またデュラントは完成したアートコートについて「「このプロジェクトは、東京オリンピックで金メダルを獲得したときの素晴らしい思い出を思い出させてくれます。このコートが日本の次世代のバスケ選手たちの避難所となることを願っています」とのコメントも発進した。

 


2K Foundations x Kevin Durant Renovation Art Court 2022のコート全貌


オープニングセレモニーでテープカットを行った吉住健一新宿区長も、「このような素晴らしいコートを作ってくれたgo parkey、スポンサーになってくれたNBAスターのケビン・デュラント、そして実現させてくれた2K財団など、多くの方々のおかげで実現したコートです」とアートコートの誕生を歓迎。「悲しいニュースが続く中、このような明るい話題が提供されたことは、本当に素晴らしいことだと思います。皆さんもこれから(このコートで)プレーされると思いますので、応援していきたいと思います!」と話した。

 


オープニングセレモニーでは、地域の子どもたちを招いてのピックアップゲームやスキルチャレンジなどが行われた

 

 


新しいコートは地域の人々も気軽に使うことができる


大久保公園は2K Foundationsの26番目のコートプロジェクト。今後数年間は、世界的なアーティストやアスリートとのパートナーシップによるフィールドの改修を通じて、国際的なプロジェクトの支援と地域社会への投資を継続していくとのことだ。


KDCFは、デュラント自身の地元をはじめとした全米各地、さらには国際的に、青少年を支援するための様々なプログラムやイニシアチブを積極的に展開している。現在、230人以上の学生が参加するカレッジ・トラック・プログラムがあるデュラント・センター、バランスのとれた学生アスリートの育成に焦点を当てた少年少女バスケットボールチーム17を有するチーム・デュラントAAU、自然災害や大規模緊急事態に対応する戦略的助成である緊急救済基金に加え、2015年にスタートさせた世界的なバスケットボールコート改修イニシアチブ「BUILD IT AND THEY WILL BALL」では、これまでに世界中で28のバスケットボールコートの改修・建設・改造プロジェクトに資金援助を行った。


なお、イベント開催のため、今年の8月20日から11月28日にかけては公園の一般使用が中止となる(喫煙所、トイレの通常利用は可能)とのこと。足を運んでプレーしたいという人は注意が必要だ。


☆2KはTake-Two Interactive Software, Inc.(NASDAQ: TTWO)がすべての株式を保有する同社の販売レーベルです。



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