月刊バスケットボール6月号

【四国インターハイ・カウントダウン企画⑦】地元・四国の注目選手

 7月27日に開幕する四国インターハイ。そのカウントダウン企画第7弾は、開催地である地元・四国の注目選手を紹介する。

 

 男子では、前哨戦の四国大会を制した尽誠学園(香川)の吉田京之介(3年/G/165cm)と竹田造(2年/F/187cm)が、地元・香川県内の4つの会場で行われる今回の四国インターハイを盛り上げてくれるだろう。

 今年の尽誠学園には3Pシュートを得意とする選手が多いが、四国大会準決勝で4本、決勝で5本を沈めたシューターが吉田だ。どちらもスタメンではなくベンチスタートだったものの、明徳義塾(高知)との決勝戦ではチームハイとなる23得点をマーク。来る四国インターハイでもシックススマンとしてチームに流れを引き寄せる3Pシュートを見せるだろう。

 そしてインサイドで頼りになる働きをするのが竹田。昨年、1年生ながらウインターカップ2回戦で13得点した竹田は、今年さらにパワーアップし、力強いドライブやオフェンスリバウンドからのシュートなどフィニッシュ力が向上。地元インターハイでは、この竹田がどれだけ体を張ったプレーをできるかが、チームの勝敗に直結するだろう。

尽誠学園・吉田京之介

尽誠学園・竹田造

 

 

 女子では、20大会連続27回目の出場となった聖カタリナ学園のキャプテン福田那葵(3年/PG/163cm)が、いかにチームを引っ張れるかがポイントになる。例年、ディフェンスからの速い展開を武器とする聖カタリナ学園だが、今年はサイズがないことから、上位進出するにはその機動力にさらなるスピードと精度が求められる。その起点となる福田が、どれだけドライブや3Pシュートといった自らの武器を生かしつつも、仲間の良さを引き出せるかに注目だ。

聖カタリナ学園・福田那葵

 

※7月25日発売の月刊バスケットボール9月号では、「104校の夏ドラマ」として四国インターハイ特集を組んでいます。主役級の注目校(男子24校、女子22校)の紹介、出場チーム全選手名鑑などを掲載。ぜひチェックしてみてください。

(月刊バスケットボール)



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