渡邊雄太、今季最高20得点の活躍で勝利に貢献、3Pシュート5本成功し成功率リーグ1位に!!
【3Pシュート5本成功させ、チームの劇的勝利に貢献】
現地11月17日(日本時間18日)、ブルックリン・ネッツは敵地でポートランド・トレイルブレイザーズと対戦。渡邊雄太はベンチスタートながら、約29分プレーし、5本の3Pシュートを沈めてチーム2番目となる20得点を記録。ディフェンスで存在感を発揮したうえ、勝負どころでシュートを決めて劇的勝利に貢献した。
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1Q残り6分にコートに入った渡邊は、その約50秒後に、ニック・クラクストンのパスを受けて左ウイングから3Pシュートを放ったが、これは入らず。出たり入ったりとなった2Qは残り10.8秒に右コーナーから3Pシュートを放ったが、これもリングに弾かれてしまう。ディフェンスでは見せ場を作ったものの、ハーフタイムを迎えて0得点。しかし、後半で渡邊はその実力を見せてくれた。
3Q残り8分39秒にジョー・ハリスと交代でコートに入ると、シューティングファウルをもらってフリースロー2本を沈めて初得点。すると残り5分30秒に右コーナーから3Pシュートをスウィッシュ! さらにフリースロー3本を決めると、クォーターのラストプレーで見せる。ロイス・オニールからのパスを受けて残り4秒、右コーナーから3Pシュートを決めた。結局、このクォーターは3Pシュート2本とフリースロー5本を成功させて11得点をマークする。
そして4Q、“クラッチタイム”で強さを発揮する。クォーターのスタートからコートに入ると、残り10分15秒に左コーナーから3Pシュートを成功。これでネッツの90-91とする。その後、9分を切ったところから残り5分半までベンチで休んだが、この間に、ケビン・デュラントの活躍で97-95と逆転に成功する。
残り5分、アンファニー・サイモンズ(ブレイザーズ)に対して好ディフェンスを見せてターンオーバーを誘うと、直後のオフェンスで左ウイングから3Pシュート。これを沈めて100-95とする。しかし、ホームのブレイザーズはデイミアン・リラード、サイモンズの得点で迫る。
しかし、またも渡邊が引き離す。残り1分47秒、デュラントからパスを受けたハリスが左コーナーにいた渡邊にパス。躊躇なく放った3Pシュートは、見事リングに吸い込まれて106-101とした。
それでもあきらめないブレイザーズは残り6.5秒、ユスフ・ヌルキッチが3Pプレーを決めて107-107と追いついたものの、ネッツは残り0.7秒、デュラントが放ったシュートのリバウンドをオニールがティップイン。109-107として逆転勝利を果たした。
後半、3Pシュート5本すべてを成功。20得点と活躍した渡邊は、試合後に「Great team W(素晴らしいチームの勝利)」とツイート。これで、3Pシュート成功率を55.6%(36本中20本成功)に上げて、なんとリーグ1位となった。
文/広瀬俊夫(月バス.com)