技術&戦術

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2022/11/03

日本代表・宮澤夕貴が3Pシュート成功率アップの秘けつを伝授! ここ一番で入る3Pシュート(1) [リバイバル記事]

 

【3Pシュート成功率がアップした宮澤夕貴が自身のテクニック&考え方を紹介】

 

東京オリンピック2022、女子日本代表が世界を驚かせたことは記憶に新しい。史上初の銀メダル、その快挙を成し遂げるに当たり、大きな武器となったのが「3Pシュート」である。今やインサイドの人間でも打つことが当たり前になりつつある「3Pシュート」の確率を上げることは、すなわち勝利を近づくということ。いかにして成功率を高めるか? そのテクニック、考え方を紹介していこう。今回は、Wリーグでの3Pシュート成功率がアップした宮澤夕貴(富士通レッドウェーブ)が自身の考え方について解説。

 

※『月刊バスケットボール』2021年12月号に掲載したものを再編集した記事になります

 

※みやざわ・ゆき/所属・富士通レッドウェーブ/生年月日・1993年6月2日/身長183cm/神奈川県出身/ポジション・SF/金沢総合高/2011年インターハイ優勝、2016年リオデジャネイロ・オリンピック出場、2021年東京2020オリンピック準優勝

 

【画像】宮澤夕貴が体の使い方について自己解説した連続写真はこちらをクリック

 

▼宮澤夕貴が自己解説!

「運動連鎖で下半身のパワーを上半身につなげる」

 

3Pシュートでは、下半身の力を運動連鎖でうまく上半身に伝えなければボールがリングまで届きません。ポイントとなるのは、体の使い方とタイミングです。地面を蹴って得たパワーを下半身→上半身→腕→ボールというように伝えていきます。

 

 

〈Question 1

Wリーグでの3Pシュート成功率は

2016-17シーズンが38.10%で9位、

2017-18シーズンが47.10%で1位に!

確率が上がった要因は?

 

〈Miyazawa’s Answer 1

自信が付いたのと練習と同じように打てたのが、確率が上がった要因

 

安定してリングまで届くようになったことと、リオデジャネイロ・オリンピックで3Pシュートを決めたりしてある程度自信が付いたのが大きかったです。またENEOS(当時はJX-ENEOS)でプレーするときは、私はワイドオープンで、ほとんどノーマークシュートでした。練習のシューティングと同じように簡単にシュートを打つことができたのもパーセンテージが上がった一つの要因だと思います。

 

練習では、試合と同じようにムービングをしたり、D-MAN(ディフェンスのマネキン)を目の前に置いてシューティングしたりしていました。試合と同じ雰囲気にするのが大切だと思います。

 

当時、3Pシュートで参考にしていたのはNBAのステフィン・カリー(ウォリアーズ)です。キャッチしてからシュートまでの流れが遅かったのと、2Pシュートであればジャンプしてからタメてシュートしても届くのですが、3Pシュートになると届かなくなるので、カリーのクイックの体の使い方を見て、その感覚を頭に入れていました。

 

●宮澤のWリーグでの3Pシュート成功率

(※左から、シーズン、確率、順位の順)

2016-17、38.10%、9位

2017-18、47.10%、1位

2018-19、35.19%、11位

2019-20、45.00%、3位

2020-21、41.07%、6位

 

 

【Miyazawa’s Episode 1

ツーハンドからワンハンドにしたときは不安でしかなかった。

試合で3Pシュートを打てるようになったのは5年目

 

高校まではツーハンドだった宮澤だが、ENEOS入団後、当時の佐藤清美HC、トム・ホーバスコーチのアドバイスでワンハンドにスイッチすることに。当初のことを「みんなが普通に3Pシュートを打っているのに、自分だけひたすらゴール下で打っていたので不安でしかなかった」と振り返る。それでもワンハンドの方が安定すること、背も高いため届くようになるはず、ということで練習に取り組む。

 

そして、試合で3Pシュートを打てるようになったのは5年目の2016-17シーズン。4年目も練習では3Pシュートを打っていたが、試合では3Pラインの一歩手前のミドルシュートを打ち、5年目から3Pライン手前から打つのをやめて、そのシュートを全部3Pシュートにしていったとのこと。

 

〈次回に続く〉

 

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