月刊バスケットボール5月号

Bリーグ

2022.09.22

レバンガ北海道、ラモスの入団会見を実施「これから始まるリーグ戦が楽しみ」

 

Bリーグ2年目を迎えるラモス

 

9月21日、Bリーグ「レバンガ北海道」は、今季から加入するドワイト・ラモスの契約会見を実施。ラモスは「これから始まるリーグ戦が楽しみですし、しっかり戦っていきたいと思います」と新シーズンに向けて意気込みを語った。

 

【動画】ドワイト・ラモスのスーパープレー集をチェック(昨シーズンのもの)

 

フィリピン出身のラモスは、昨シーズン、アジア特別枠で富山グラウジーズとプロ契約。46試合に出場して、平均10.0得点と結果を残している。そして9月末からスタートする新シーズンは、北海道でプレーすることになった。

 

記者会見は大倉山スキージャンプ競技場で開かれたとあって、冒頭で「美しい場所で会見をすることができて、感謝しています」と語ったラモスは、「開幕まであと2週間を切りましたが、チーム、個人としても順調に調整が進んでいると感じています。まだチームメイトのことについて学んでいる段階ですが、これから始まるリーグ戦が楽しみですし、しっかり戦っていきたいと思います」と新シーズンが楽しみだとコメントしている。

 

また清永貴彦ゼネラルマネージャーは、「非常に身体能力に優れており、オフェンスでもディフェンスでもチームに貢献してくれると思っています」と語り、ラモスの存在のチームをさらに高いレベルに上げてくれると期待していると語った。

 

以下は、記者会見での一問一答である。

 

――移籍を決めた最大のきっかけは?

「GMやヘッドコーチが自分のことを信頼してくれ、チームに必要だと伝えてくれたことが最大の理由です。昨シーズン、対戦相手として数回札幌に来ましたが、札幌の街の印象がとても良く、ここでプレーしてみたいなと思ったことも理由の一つです。まだ札幌の雪は見たことがありませんが、富山時代の経験と、また色々な人から話を聞いており、雪への準備はできています。札幌は買い物も便利ですし、夏も涼しい街で、自分に合っているなと感じています」

 

――自身の強みを教えてください。

「まずディフェンスをハードに取り組みたいです。オフェンス面では、自分が得点するだけでなく、周りの選手をオープンにするプレーでもチームに貢献したいので、そういった部分も見てもらえるとうれしいです。まだ合流してすぐですが、北海道には素晴らしい選手が揃っていると思うので、これからここで戦っていくのが楽しみです」

 

――「TOHOKU CUP」(レバンガ北海道は4位、3位決定戦でラモスはチーム最多の20得点と活躍)で手応えはありましたか?

「合流後初の試合で、チームで試合をすることが率直に楽しいと感じました。また試合を重ねていくにつれて、チームとしてのまとまりや相互理解の深まりを感じることができた3日間でした。レバンガグリーンのユニフォームもかっこいいと感じていたので、身に着けてプレーできてうれしかったです」

 

――日本のバスケの印象について教えてください。

「人気、実力ともに伸びてきていると感じています。日本人選手はシュートが上手い選手が多いですし、オフェンスもディフェンスもハードにプレーして、どの試合も一生懸命戦っているのが印象的です。外国籍選手のレベルも高いですし、どんどん成長しているリーグだと思います」

 

――昨季、日本でプレーして、プラスになったことはありますか?

「1年目は、メンタル面でもフィジカル面でも、様々なことに慣れて適応していく必要がありました。60試合の長いシーズンをどうプレーしていくか、コンディショニング面で経験を積めたので、より成長できているはずです。今季も試合をするごとに学んで成長していきたいですし、昨シーズン以上のプレーができるように努力していきたいです。自分のベストを尽くして、CS進出、そしてその先に向かって行けるように頑張ります」

 

――オフの代表活動を今後どのように活かしたいか?

「代表活動は自分にとって大きな経験になりました。

オフ期間にも関わらず、実戦を踏むことができて試合から学ぶ機会を得ることができました。

この経験は、レギュラーシーズンでも必ず生きてくると思います。」

 



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