月刊バスケットボール6月号

中学(U15)

2022.08.22

【全中2022】実践学園が競り勝って8強入り!田布施町立田布施は粘りを見せるも最後にシュートが入らず

 

実践学園が勝負どころで決めて競り勝つ

 

8月22日、「第52回全国中学校バスケットボール大会」大会2日目男子決勝トーナメント1回戦、実践学園(東京都)が田布施町立田布施(山口県)と対戦。4Q、逆転につぐ逆転という展開となったが、実践学園が勝負どころでシュートを決めて63-59で勝利。2回戦進出を決めた。

 

先取点を奪ったのは田布施。パス回しから#11中村文哉がミドルシュートを決めると、実践学園は#7見城樹がすぐに決め返す。

 

実践学園はフリースロー、187cmの#15大瀧稜真がインサイドを使って得点していくが、田布施は#21冨金原旬、#17長岡大杜がシュートを決めると、#6原藤弥が3Pシュートを決めて11-7とする。

 

その後も、田布施は#11中村、#17長岡のシュート、#21冨金の3Pシュートなど、高確率でシュートを決める。実践学園も# #17長岡がドライブから難しいシュートを決めるなど徐々に緊張が解けてきて良いプレーが出るように。それでも、#11中村がオフェンスを引っ張った田布施が、23-15とリードして1Qを終えた。

 

2Qは序盤からディフェンス合戦となり共に得点が伸びない。そんな中、実践学園はインサイドで#15大瀧が決めるなどで差を詰めていく。残り4分、#5山本英翔が決めて23-24と1点差に。

 

田布施は#17長岡がミドルシュート、#20冨金原仁が3Pシュートと立て続けに決めて29-25と再び引き離すが、実践学園は#7見城、#4加藤飛祐吾の得点で29-29と同点に。さらに残り28秒、#4加藤がトップからミドルシュート。これが決まって31-29とリードしてハーフタイムを迎えた。

 

3Q、開始早々同点に追いついた田布施は、#20冨金のシュートで34-31とする。対する実践学園は、#7見城のシュート、#18鈴木魁人の速攻などで逆転し、残り4分半で37-34と再度リードを作る。

 

田布施はこのあと、#17長岡、#4木村駿佑などで再び差を詰めると残り58秒、#11中村のフリースローで46-44と逆転。しかし、直後に実践学園は#7見城が一瞬のスピードを活かしてミドルシュートを決めて46-46と同点で3Qを終える。

 

4Q、田布施は#4木村の速攻などで連続得点をあげて50-46とする。早めに追いつきたいここで実践学園は#7見城が活躍。ジャンプシュートにフリースロー1本を決めて1点差に迫ると、#4加藤のシュートで51-50とする。

 

その後も、見応えある攻防が展開されてクォーター終盤へ。残り2分半、実践学園#4加藤のシュートで59-57とする。その後、田布施はシュートが決まらない。残り1分を切ったところで、#17長岡がドライブから仕掛けるが決まらず。その後、ファウルゲームを展開すると残り12.9秒、#20冨金がレイアップを決めて59-60に。残り11.6秒、実践学園#12田口琉依のフリースローは成功1本のみで61-59となる。逆転を狙った直後の田布施のオフェンスだったが、シュートは決まらず。その後、#12田口がフリースローを2本決めて63-59で実践学園が勝利した。

 

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