高さのある京都精華学園に、身体能力で対抗した布水

 

8月22日、「第52回全国中学校バスケットボール大会」大会2日目男子決勝トーナメント1回戦、野々市市立布水(石川県)と京都精華学園(京都府)が対戦。高さのある京都精華学園に、身体能力で対抗した布水が58-49で勝利。ベスト8進出を決めた。

 

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試合は序盤から拮抗した展開に。布水が取ったら、京都精華学園が取り返すという中、残り2分30秒、布水は#5北村優太、一瞬のクイックネスからドライブを決めて14-8とする。しかし、直後に京都精華学園は#17宮本聡が3Pシュートを決めて簡単にリードを作らせない。布水の#13神保旺介が決めれば、京都精華学園は193cmの#84阿部翔温がリバウンドから決めるなど一進一退の攻防となり、布水の16-13で1Qを終える。

 

2Q、激しいディフェンスの応酬となって共にシュートが決まらない。そんな中、布水は#16本島学人が決めるなどで20-13とリードを作る。シュートを放つも、リングに弾かれる京都精華学園。そのチャンスに、布水は#6北本慶志が連続得点、残り4分で25-13とする。

 

なんとか流れを止めたい京都精華学園は、チームの司令塔#17宮本(聡)が3Pシュートを決めるものの、#16本島がコーナーからミドルシュート、#12宮森昊太がドライブから決めるなど流れを掴んだ布水が31-16とリードを広げる。

 

クォーター終盤、京都精華学園は#3宮本耀がフローターを、#69住友笑恵人が連続得点を決めるが、布水が35-22とリードしてハーフタイムを迎えた。

 

3Q、早めに追いつきたい京都精華学園は、#1善山奏介がクイックネスを生かしてドライブから、#84阿部がポストアップから得点を重ねて差を縮めていく。

 

布水は#5北村が難しいリバースレイアップやロング3Pシュートを成功。京都精華学園の激しいディフェンスに苦しむものの、#13神保旺介が3Pシュートを決めるなど、個人技を活かして得点を重ねていく。

 

クォーター終盤、京都精華学園は#17川宮幸之介が3本連続で3Pシュートを成功！　38-43と5点差にして3Qを終える。

 

4Q、193cmの#84阿部、185cmの#69住友と高さのある京都精華学園のディフェンスに対して、布水は身体能力の高さで対抗。#6北本慶がドライブから難しいレイアップを決めると、#5北村がファウルをもらってフリースローを決めるなどでリードを広げる。すると残り2分52秒、#5北村の3Pプレーで53-42と2ケタ差に広げる。

 

京都精華学園は#69住友がオフェンス・リバウンドから得点、#17川宮が３Pシュートを決めるなど最後まで抜かずにプレーしたが、布水が58-49で勝利。ベスト8進出を決めた。

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