月刊バスケットボール6月号

中学(U15)

2022.08.21

【全中2022】京都精華学園のオフェンスが爆発、予選リーグ初戦で長崎市立小ヶ倉に勝利

 

3Q、オフェンスが爆発した京都精華学園

 

8月21日、「第52回全国中学校バスケットボール大会」大会1日目男子予選Dリーグ初戦、京都精華学園(京都府)は長崎市立小ヶ倉(長崎県)と対戦。京都精華学園が73-58で勝利した。

 

全中2022全試合配信『バスケットLIVE』

 

まず先取点を決めたのは京都精華学園。司令塔の#17宮本聡がフリスースロー2本を確実に決める。すると小ヶ倉は、直後のオフェンスで#14水口喜心がコーナーからシュート。フリースローも決めて3Pプレーを決める。

 

互いに早い攻撃を展開していくが、京都精華学園は184cm#8西本圭汰が立て続けに決めると、チーム最長身193cm#84阿部翔温がフリースローを決めるなど、高さを活かして7-3とまずリードする。

 

高さにスピードで対抗しようと、オフェンスを展開する小ヶ倉は残り1分25秒、チームキャプテンの#5出口結人が3Pシュートを決定。京都精華学園の9-6で1Qを終える。

 

2Q開始直後、小ヶ倉は#14水口がロング3Pシュートを決めて9-9と同点にすると、エース#4馬場丈がドライブを決めて11-9と逆転する。

京都精華学園は#1善山奏介の活躍などで14-11とすぐに逆転するが、小ヶ倉は#5出口が3Pシュートを沈めて14-14とするなど一進一退の攻防が続く。

 

しかし、ここから京都精華学園が堅いディフェンスを展開。#3宮本耀、#84阿部らが得点し、25-14と再びリードを作る。小ヶ倉は#10山下璃空の頑張りで差を詰めたものの、京都精華学園は#17宮本(聡)が技ありのフローターを決めると、185cm#69住友笑恵人、#35山崎燦吾のも続いて35-19と一気に差を広げてハーフタイムを迎えた。

 

3Q、小ヶ倉#1髙平爽太がスピンムーブからジャンプシュートを決めてクォーター初得点。しかし、京都精華学園#17宮本(聡)がダブルクラッチから決めると直後に#12竹村寅治郎がコーナーから3Pシュート、42-21とさらにリードを広げる。

 

小ヶ倉は#4馬場が果敢にゴールにアタック。ペネトレートからダブルクラッチを決めると、#5出口が3Pシュートを決定。反撃のきっかけを掴もうとするが、京都精華学園はここでオフェンスが爆発。#8西本、#84阿部がシュートを沈めると、#3宮本(耀)がフローターでのバンクショット、#17宮本(聡)、#12竹村が3Pシュートと立て続けに決めていき、残り約3分半で56-30とする。

 

その後も、#12竹村がこのクォーター2本目のPシュートを決めるなど、攻撃の手を緩めなかった京都精華学園が、59-36とリードを広げて3Qを終えた。

 

4Q、小ヶ倉は#6川下心大が連続シュートを決めると、#10山下がドライブから得点。さらに#4馬場が3Pシュートを決めるなど、連続得点をあげて47-65と点差を詰める。

その後も集中力を保ってゴールにアタックしてったが、着実に追加点を奪っていった京都精華学園が73-58で勝利した。

 

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