月刊バスケットボール5月号

【四国インターハイ2022】開志国際がベスト8進出、3Pシュート攻勢に出た東海大付諏訪を退ける

 

詰められてもすぐに引き離す展開で開志国際が8強入り

 

7月29日、「令和4年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ2022)」大会3日目男子3回戦、開志国際(新潟県)と東海大付諏訪(長野県)が対戦。開志国際が75-68で勝利し、準々決勝に駒を進めた。

 

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試合開始直後、東海大付諏訪のキャプテン#5 石口直がまずシュートを決める。さらに#99櫻田睦人も3Pシュートを決めるなど上々の出だしを切ったかに見えたが、開志国際はチーム初得点を奪うと、#10澤田竜馬のゲームメイクから、#15バシール・ファイサル・モハメッドがゴール下で入れるなど着実に得点。リードを奪って、15-8で1Qを終える。

 

2Q、開志国際は堅守から#13平良宗龍、#15モハメッドらが得点を重ね、残り6分40秒で25-10とその差を広げる。東海大付諏訪は、#20益田翔悠など3Pシュートを多く放ち、巻き返しを図るが、成功率が低く2ケタ差のまま試合は進んでいく。それでもクォーター終盤、好ディフェンスで開志国際の攻撃を凌ぐと、#3中川知定真が難しいシュートを決めるなどで、27-36と9点差にしてハーフタイムを迎えた。

 

3Qに入っても、東海大付諏訪はアウトサイドからの攻撃を多用。#17寺坂優羽、#14髙山鈴琉が3Pシュートを決めて点差を詰めるが、開志国際は#10澤田が3Pシュート、#7介川アンソニー翔が入れ返すなど差を縮めさせない。55-45と開志国際が10点リードで3Qを終えた。

 

東海大付諏訪は、4Q開始直後に得点を奪うと#3中川が3Pシュートで続き51-55と4点差まで迫る。しかし、今度は開志国際#10澤田らが3Pシュートを入れ替えしていき61-51と再び2ケタ差をつける。東海大付諏訪が差を詰めれば、開志国際もすぐに引き離す。見応えある攻防が続く。

 

時間が減っていき、苦しくなる東海大付諏訪は# 5石口がオフェンスを引っ張り、なんとか引き離されないようにする。最後はファウルゲームを展開したが、点差を縮めることはできず。75-68で開志国際が勝利し、ベスト8進出を決めた。

 

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