月刊バスケットボール6月号

【四国インターハイ2022】1回戦敗退の能代科学技術、相原一生キャプテンが「1試合を通してやる力がなかった」と悔やむ

 

「自分たちは小さいのに、後半は球際でダメだった」と語ったキャプテンの相原

 

「1試合を通してできませんでした」「1試合を通してやる力がなかったと思います」、試合後、特に後半のプレーについて反省を語ったのは能代科学技術(秋田県)のキャプテン#4相原一生だ。

 

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7月27日、「令和4年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ2022)」大会1日目、実践学園(東京都[2]) との男子1回戦。能代科学技術は試合開始から“能代”らしいプレーを見せてハーフタイムで32-27、しかし3Q終了時点で60-69となり、勝利はその手からこぼれ落ちて77-90で敗れた。

 

「プレスが来るというのはわかっていて、相手がマンツーマンで来た。そして外角のシュートも入って前半を終えることができました」と前半を語った#4相原。しかし、後半を迎え、「ゾーン・ディフェンスをやられた時に、外ばかりボールを回して、確率の良いシュートが打てず。ディフェンスリバウンドも取られてしまい、やりたいバスケを逆にやられてしまいました」とやりたいプレーができなくなったと語る。

 

何が起きていたのか?

「一桁差で迎えて、自分たちもゾーンを出して、最初はうまく引っ掛かってくれましたが、相手の#0(堀内星河)のところから決まってきてしまって、それに圧倒されてしまいました」と#4相原。「ディフェンスの位置を確認しようとか、ゾーンではハイポストに入れられないようにしようとか、声をかけていました。しかし、前半取れていたディフェンス・リバウンドが取れなくなってしまいました。自分たちは小さいのに、後半は球際でダメだった」と前半でできていたことが、後半おろそかになってしまったと振り返っている。

 

“1試合を通して力を発揮すること”、名門・能代科学技術は、それをキーワードとしてウインターカップを目指すことになるようだ。

 

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