月刊バスケットボール5月号

【全国ミニバス2022】能代ブルーインズを引っ張るオールラウンダー#7岸部瑛大

 

 秋田県男子代表として、4年ぶり5回目の全国ミニバス大会出場を果たした能代ブルーインズ。バスケの街・能代市で活動しており、数々の好プレーヤーを輩出してきた名門チームだ。

 

【写真16点】能代ブルーインズ(秋田県)vs.大垣少年団(岐阜県)フォトギャラリーはこちら

 

 ただ今年度、全国までの道のりは決して平坦ではなかった。1年間で戦った公式戦は、全国大会の予選となる地区大会と全県大会のみ。ゲーム経験の浅い中、特に全県大会はコロナ禍で各地区1位チームのみの出場となり、強敵相手に多くの苦戦を強いられた。それでも、全県大会で戦った3試合は、初戦(2回戦)と準決勝が4Qで逆転、決勝戦では延長戦の残り4秒で逆転という驚異の執念を見せ、1点差で優勝。悲願の切符をつかみ取った。

 

 

 県大会で自信を付けた能代ブルーインズは迎えた全国大会初戦、大垣ミニバスケットボール少年団(岐阜)に54-27で快勝。本日(3月30日)と明日、全勝を目指して残り2試合に挑む。

 

 

 

 そんな能代ブルーインズの絶対的エースが、169cmのオールラウンダー#7岸部瑛大だ。7歳上の兄が能代ブルーインズ出身で、ミニバスに入る以前の幼少期から公園のリングなどでバスケットをしていた岸部。チームに加入したのは2年生の終わりだが、そのときにはすでに「意外にいろいろできました」と初心者ならぬ器用さの片鱗を見せていたという。

 

 最上級生になった現在は、「ドライブとジャンプシュートが得意」とチームの得点源を担いながら、高いドリブルスキルやパスセンスを生かしてオフェンスの起点となっている。憧れの選手はカイリー・アービング(ネッツ)で、「自主練などでまねしようと試すこともあります」とのこと。

 

 今後に向けて「中学校は人数も多いと思うので、小学校で学んだことを中学でも生かして試合で活躍できるように頑張りたいです」と目標を話していた。

 

 

取材・文/中村麻衣子(月刊バスケットボール)

※全国ミニバス大会の報道、全チームの紹介は4月25日発売の月刊バスケットボール6月号で!

 

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