月刊バスケットボール5月号

【全国ミニバス2022】東希望が丘(神奈川)が終始主導権を握って勝利、SAKAI.G.G(福井県)に持ち味を出させず

 

4Q、 SAKAI.G.Gも力を出したが、追いつくには至らず

 

3月28日、「第53回全国ミニバスケットボール大会」女子1日目、東希望が丘(神奈川)SAKAI.G.G(福井県)が対戦。東希望が丘が終始主導権を握り、57-29で勝利した。

 

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試合前、東希望が丘(神奈川)は「チームかながわ感謝2019 2020OB OG共に」と書かれた自作のメッセージボードで掲げて気合を入れる。対するSAKAI.G.G(福井県)はチームハドルで気合を入れて試合がスタート。

 

まず先取点を奪ったのは東希望が丘の#8佐藤愛子。オフェンス・リバウンドを取ると、すぐさまシュートを決める。

しかし、この得点のあと、両チームとも好守で相手にシュートを決めさせず、時間が進んでいく。その均衡を破ったのはSAKAI.G.Gの#9仲山葵。残り4分を切ったところ、#4阪本いろはからパスを受けてドライブ。難しいシュートを決めて、チーム初得点を奪う。

 

しかし、残り2分強から、東希望が丘は#4滝沢優華が連続得点。残り1分を切ったところから、SAKAI.G.Gは#4阪本がゴール下で得点をあげたものの、東希望が丘が14-8とリードして1Qを終える。

 

 

2Q開始直後、東希望が丘は#5佐藤愛南がロングシュートを決めると、#14篠原茉桜も続、残り5分で18-8と2ケタにリードを広げる。追いつきたいSAKAI.G.Gは、果敢にゴールにアタックしていくが、インサイドは東希望が丘がうまく対応。フリースローでしか追加点が奪えない状態となる。

 

その後も、東希望が丘のペースで試合が進んでいく。残り4分、東希望が丘#11相澤心菜がロングシュート、#9佐藤心希も決めて22-11とすると、#6阿部光来がフリースロー、#5佐藤愛南がスティールからレイアップを決めて残り1分50秒で26-11と15点差とする。残り15秒、SAKAI.G.Gは#4阪本がゴール下で決めて連続得点を止めたものの、32-13。東希望が丘が、18点リードでハーフタイムを迎えた。

 

SAKAI.G.Gは、3Q開始直後、#6五十嵐果帆がドライブから得点。反撃のきっかけとしたかったが、連続得点が奪えない。逆に東希望が丘は、堅いディフェンスからチャンスを作り、#5佐藤愛南、#7若林優音、#8佐藤愛子らが得点。40-15とさらに点差を広げていく。そしてリードはそのまま縮まらず。3Q終了時点で48-18、東希望が丘が30点差をつけて4Qを迎えた。

 

なんとか見せ場を作りたいSAKAI.G.Gは、残り4分30秒、#4阪本から#6五十嵐にパスが通り、きれいな形で得点。その後も、#4阪本、#6五十嵐、#9仲山がシュートを決めるなど、やりたい形が徐々に出てくる。しかし、時すでに遅し。東希望が丘は#4滝沢、#14篠原、#13小熊凛らが得点を奪っていき、57-29で勝利した。

 

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