【Jr.ウインターカップ2021-22】ゴッドドア優勝インタビュー、瀬川琉久「みんなが大きな成長ができたことが本当にうれしい」
瀬川琉久「みんなが大きな成長ができたことが本当にうれしい」
1月8日、「Jr.ウインターカップ2021-22(2021年度 第2回全国U15バスケットボール選手権大会)」大会5日目男子決勝、ゴッドドア(兵庫県)は、68-58でKAGO CLUB(大阪府)を下して優勝を果たした。その優勝インタビューで、本間雄二ヘッドコーチはコロナ下での開催に感謝を述べると、エースの#85瀬川琉久は優勝はもちろんうれしいが、それ以上に「この大舞台で、みんなが大きな成長ができたことが本当にうれしいです」と語った。以下が優勝インタビューでの言葉である。
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★本間雄二ヘッドコーチ
――おめでとうございます。率直なお気持ちを
「まず、この厳況下において、このような大きな大会を開催、運営してくださったJBAの皆さん、大会関係者の皆さん、この場をお借りして御礼申し上げます。どうもありがとうございました。並びに、チームスタッフ、保護者の皆さん、ゴッドドアを今まで築き上げてきてくれたOB、OGの皆さん、支えてくださるトレーナーのニシミヤ先生、クワタ先生はじめ、いろいろな形でこういう結果がつながってきていると思いますので、それも含めまして、この場をお借りして御礼申し上げます。ありがとうございます。また兵庫県バスケットボール協会の役員の皆さん、こういった形で推薦していただきまして、ありがとうございます。また、僕自身、指導者としては拙い指導者ですので、指導、コーチング含め、たくさんのご指導ご教授いただいております。私が師と仰ぐ兵庫県の先生方の皆さん、本当にありがとうございます」
――今回の決勝戦は、隣県同士でやりにくいところもあったと思います。
「この大会は、彼らが成長していく一つの過程の大会だと思っています。しのぎを削った選手たちが今後、日本のバスケットボールを背負って頑張っていってくれたらな、と願っております。その中で、KAGO CLUBさんのフィニッシュスキル、スペーシング、次世代にも必ずつながるようなスキルがたくさんあったなと、ゲームをしながら学ばせていただきました。KAGOさんをリスペクトしております。その中で(選手たちは)我慢して我慢して我慢して最後走り込んでくれたなと思います」
――今大会全体を振り返っていただけますか?
「Bユースのチームをたくさん拝見させていただいたのですが、本当に未来に向けてチーム作りをされているなと。僕たち街クラブはそういったことを本当に見直していかないといかないなと、成功ではなく、成長する大会に、そういったところに喜びを持てる指導チームに、そういった形で未来を想像できるバスケット界に、僕たちも一旦を担って頑張りたいなと、この大会を通じて感じました」
――今年のゴッドドアというチーム。ミニバス時代からの教え子もたくさんいらっしゃるとのことでしたが、改めてどんなチームでしたか?
「よく走りますね。よく頑張ります。君たちが勝ち取った優勝だと思っています。ですが、ここをまたスタートラインに次のカテゴリーまで、もう少し時間があります。もっと鍛えて、もっと磨いてもっと頑張っていきましょう。よろしくお願いします」(この言葉に選手たちが応える)
――会場、配信などで応援してくれた方にメッセージをお願いします。
「皆さん、どうもありがとうございました。第2回Jr.ウインターカップ、これが5回、10回、50回となっていく中で、本当に未来創造の場にふさわしい大会になっていくだろうというのを感じております。我々はそういった意味では、すごく学びと反省とたくさんあったのですが、そういったことを生かして、今回、この場に立たせていただいておりますので、何か学べたことを僭越ながら今後伝えていきたいと思いますので、皆さん今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうごじあました」
★#85瀬川琉久
28得点、14リバウンド
――今のお気持ちを
「優勝というのはうれしいんですけど、この大舞台で、みんなが大きな成長ができたことが本当にうれしいです」
――決勝の感想をおねがいします。
「やっぱり、何回もやったことがあるチームで、お互いどっちもよく知っているチームなので、そこをどうやって崩していくのかというのが大変でした」
――ご自身の活躍はいかがでしたか?
「前半はプルアップジャンパーとか、点が取れていたんですけど、後半は大事な場面でターンオーバーとかしていたので、そういったところを高校に行って直していきたいと思います」
――観客席にも仲間がいました。今年のチームはどんなチームでしたか?
「最高のチームです」(チームメイトが盛り上がる)
――今後もバスケットボールを続けていくうえで、どんな選手になりたいですか?
「日本一のプレーヤーになりたいと思います」
――会場、配信などで応援してくれた方にメッセージをお願いします。
「本当にありがとうございました」
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文/広瀬俊夫(月刊バスケットボール)