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2021/11/06

平尾充庸、新ユニフォームと共に臨む悲願のB1初挑戦

 

4シーズンかかった。

 

Bリーグ2年目の2017-18シーズンから茨城ロボッツに在籍する平尾充庸にとって、B1昇格を決めた昨季はまさに悲願達成のシーズンだったといえる。Bリーグ開幕以降、茨城は常にB2の上位にいながら、あと一歩のところでB1昇格を逃す悔しいシーズンが続いていた。それだけに在籍4シーズン目の昨季からキャプテンを務める平尾にとっては「何としてもこのタイミングで昇格したい」と意気込んでいたはず。

 

レギュラーシーズンでは群馬クレインサンダーズに次ぐB2全体2位の41勝16敗(勝率71.9%)と、自身が在籍した4シーズンの中でダントツの勝率を記録。勢いそのままにプレーオフを勝ち上がりB1昇格を成し遂げたのだ。

 

そんな平尾と茨城を影から支え、共にB1への道を歩んできたのがウェアサプライヤーの「バイオレーラ」だ。ブルーとオレンジのフラッシーなカラーのユニフォームには、シーズンごとにチームへ向けたメーカーの思いが表現されているが、今季は火の粉を模したグラフィックをサイドのデザインに採用。

 

 

コンセプトは「BURN ROBOTS」。これまでのユニフォームには“ロボッツ”という名から連想されるようなメカニカルなグラフィックが施されていたが、今季は思い切ってそのデザインを一新。“ブースターの思いと共に時に穏やかに色を変え、時に鋭く敵を飲み込むように炎が集まり、その炎が指し示す先にロボッツの勝利がある”というメッセージを込め、初のB1昇格となったクラブを後押ししている。

 

開幕から約1か月が経過し、ここまでの戦いと、共に歩むバイオレーラについて、平尾に話を聞いた。

 

徐々にステップアップしながら

戦っていくB1ファーストシーズン

 

ーー平尾選手にとっては、待ちに待ったシーズン開幕だったと思います。約1か月が経過しましたが、いかがですか?

 

そうですね。茨城は勝てそうで勝てない、昇格できそうでできないというシーズンが続いていて、昨季ようやくB1に昇格することができました。僕は昨季からキャプテンを務めているのですが、その立場になって気付いたことが厳しさという部分が僕が在籍してからキャプテンになるまでの3シーズンで少し足りなかった部分だということ。今季は多嶋朝飛選手や谷口大智選手、エリック・ジェイコブセン選手など、たくさんの優れた選手が加入してくれました。もちろん、開幕前から厳しいシーズンになると予想していましたし、今季のチームスローガンである「BUILD UP」のように、今いる選手たちがこのチームの土台をしっかりと作っていかなければなりません。それができなければ今後の茨城ロボッツが本当の意味でB1で戦っていくことは難しい。だからこそ、今季ウチに在籍している選手たちは責任が大きいと考えています。開幕から6連敗を喫して悔しい思いはしているんですけど、一歩ずつ確実にレベルアップしているというのも事実なので、選手とスタッフと力を合わせて一つでも多く、皆さんに笑顔を届けていきたいですね。

 

 

ーー初のB1の舞台ということで、これまでとは勝手が違い部分や通用していたプレーが通用しないなどの苦労もあるかと思いますが、B1を戦ってみた印象はいかがでしょうか?

 

正直、B2のときは多少チームとしての形が崩れても点が取れてしまうところがあったんです。それではB1で戦っていくのは厳しいことは分かっていましたし、覚悟もしてきたつもりです。でも、実際に肌で(B1のレベルを)感じて、なかなか自分たちのバスケットをさせてもらえないことを痛感する1か月目になりました。思うようにプレーさせてもらえない中でどう戦っていくのか。それについてヘッドコーチとコミュニケーションを取ることはもちろん、試合の中でチームメイトとも話しながら「こうした方がいいよね」などの小さなコミュニケーションを取る回数も増えたと思います。それを続けることで、少しずつではありますが、やりたいバスケットの形ができてきたと思うので、今はそれをブラさずに続けていくだけだと思っています。

惜しい試合もいくつかあって、そういう試合で最後に勝ち切るためにはリバウンドとターンオーバーのところがポイントになります。特にターンオーバーについては昨季は平均9.7本だったのが、今季は6試合で15.5本まで増えてしまっています。単純に勝負どころでミスを減らせば、もう少しいい形で戦えると感じています。

 

ーーB1初挑戦とあって、ユニフォームにも戦うチームに向けた思いが込められています。今季のユニフォームの着心地がデザインはいかがですか?

 

僕が茨城に来たのが5年前。その当時、ユニフォームに対しての第一印象が「格好良い」というものだったんです。実際に袖を通して感じることは耐久性の面ですね。僕はアグレッシブなプレーが多いので転んだりすることもよくあるのですが、それでも破れにくいところが機能面ですごいと思っている点です。

デザインの面でも、毎年『もうさすがに他のデザイン案は出ないんじゃないか』って思っているけど(笑)、新しいデザインが生まれてくるのはすごいですよね。特に毎年気になっているのはトップスのサイドのデザインで、それが毎年楽しみにしている1番のお気に入りポイントです。ユニフォーム以外の提供していただいているウェア類もその時々のトレンドに合わせたいろいろなデザインが使われていて、全面的にバイオレーラの良さが出ている気がしています。

あと、試合中ベンチにいるときなどに使うスポーツマスクもチームでそろえているのですが、息が上がった状態で着けても息苦しくないですし、速乾性があって濡れてもすぐ乾きます。不織布のマスクと違って耳が痛くなりにくいのもいいところなので、そういったユニフォーム以外の製品もすごく使いやすいですね。年々進化しているバイオレーラの製品を個人的に毎年期待しています!

 

 

ーーファンの方々や子どもたちにもぜひ手にしてほしいですね。

 

そうですね。僕が在籍している5年間でもこのクラブの周りでたくさんの変化がありました。目に見える変化でいえば、応援してくれる方がすごく増えたところ。例えば車を運転していても前を走っている車にロボッツのステッカーが貼ってあったり、バイオレーラの製品を着ている方も増えてきたと感じているんです。「このウェアを着てロボッツの応援に来たよ」「これ買ったよ」とか、そういう変化もあるんです。とはいっても、まだまだ宇都宮ブレックスや千葉ジェッツのような人気までにはなっていません。県全体での知名度はまだそこまで高くないと感じるので、今後は茨城県全体から応援してもらえるようなクラブになっていきたいです。

 

 

 

自分がプロに憧れたように

今度は憧れられる存在にーー

 

選手にとってユニフォームは試合を戦う戦闘技であると同時に、コートで華やかに舞うためのドレスでもある。その姿を見たファンがまた新たなファンを呼び、子どもたちは格好良い選手の姿に憧れ、プロを目指す子も出てくるはずだ。そうやって世代を超え、バスケットボールという競技によって大きな輪が生まれていく。

 

バイオレーラもまた、「スポーツを通じて日本の未来を元気にする」という企業理念のもと、プロ選手とは違った立場からその輪を広げる一端を担っている。形は違えど、目指すものは同じ方向にあるのだ。

 

ーーバイオレーラのユニフォームを着てプレーする中で、意識していることはどんなことでしょうか?

 

僕らプロ選手というのは見られてナンボの世界だと思うんです。プレーが良くてもウェアなどの見栄えが良くなければ、全体としては良くない判断されるかもしれません。プレーもウェアも両方良くて相乗効果で良く見えるんだと思います。プロ選手として、若い選手たちに僕らのプレーを見て何かを感じてもらいたいという思いもあるので、僕らの思いとバイオレーラさんの思いには共通する部分があると思っています。このユニフォームもいろいろな思いもが込められて作られているものなので、僕らはそれをまとって、その思いをコートの中で表現するだけです。

 

 

ーー平尾選手自身も誰かに憧れてプレーしていたような経験はありますか?

 

実は僕自身がこの世界に入ったのは田臥勇太さん(宇都宮)のプレーを見て「こういう選手になりたいな」と思ったことがきっかけなんです。だからこそ、今度は僕たちが今の若い子たちに何かを伝えてあげて、例えば「平尾さんのようなプレーがしたいな」とか、そういうふうに思ってもらえるようにプレーすべきだと思います。

ルーキーシーズンに田臥さんと初めて対戦したときには、鳥肌が立ったことを今でも覚えています。僕はそのときに『やっと同じコートに立てるまでになったんだな』って思ったので、今度は僕らがそういうふうに思ってもらえるような姿をコート内外で見せていきたいですね。今はコロナの影響で外に出かける機会は減っていますけど、ファンの皆さんにいつ見られてもいいような格好をしているつもりです。

 

ーーでは最後に、今後のシーズンに向けた意気込みをお願いします。

 

厳しいシーズンになるというのは開幕前からみんなが思っていたことですが、その意味を履き違えてはいけません。つまり、厳しいシーズンだからといって負けてもいいということにはならないということです。選手は応援してくれる方やたくさんの人の思いを背負って戦っているので、あくまでもチャンピオンシップ進出やリーグ優勝を目指して戦わなければいけないです。そこをブラさずにやっていくことが今後のロボッツには必要なことだと思っています。チーム一丸となってどこを目指して戦っているのかを日々確認しながら戦えば、そこに良い土台ができて飛躍の年にできると思います。これからもチーム一丸となって戦っていきます!

 

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