Wリーグ

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2019/10/25

日本女子バスケの強さを支えるWリーグの存在

 日本バスケットボール協会がFIBA(国際バスケットボール連盟)から制裁を受けた2013年、川淵三郎氏とインゴ・ヴァイス氏を共同チェアマンとするタスクフォースが日本バスケットボール界の問題解決に当たった際、そのメンバーに名を連ねた萩原美樹子氏(元ジャパンエナジー)はこう振り返る。

「Wリーグには理事として長年関わってきていますが、そうした立場から見ても、決して順風満帆というわけではなく、苦労を重ねながらここまで来たのだと思います。川淵三郎チェアマンも、女子サッカーの状況を理解していましたから、企業に支えられているWリーグのあり方を否定することはなかったと記憶しています。結果的にその方が選手たちの立場を守れるという判断だったと思います」

 選手の立場でも、Wリーグと日本代表の関係を理解している。女子バスケ界を長年引っ張ってきた大神雄子氏(現トヨタ自動車アシスタントコーチ)は、「現在の代表ヘッドコーチのトム・ホーバス氏は、多くのチームから代表候補を選んでいますから、Wリーグで活躍することが、日本代表へつながっています」。現役続行を決めた吉田亜沙美選手(JX-ENEOS)も「日本代表に戻りたいと思い、現役復帰を決めましたが、日本代表に選ばれるためには、チームでしっかりと活躍できるようにならなければなりません」とWリーグでのプレーが、代表につながっていることを理解し、意識している。

 そのWリーグは10月26日、27日の週末に各地で開催するゲームを終えると、1か月の休みに入る。11月には女子代表の国際大会が組まれているからだ。同様に2020年の1月から2月にかけても休止期間を設ける。そうして東京2020に向けて、Wリーグをあげて日本代表への協力体制を敷く。そして、バスケットボール女子日本代表はオリンピックで悲願のメダル獲得に挑んでいく。

※Wリーグ20周年記念誌『Wリーグ20年の軌跡』はWリーグの各会場、およびNBPオンラインショップ(http://shop.nbp.ne.jp/shopbrand/wjbl/)で購入できます。

(月刊バスケットボール)


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