月刊バスケットボール5月号

技術&戦術

2021.07.04

月バスSet Play of the Week(172)バックス

 今週の対戦カードから、1つセットプレーを紹介していくコーナー。

 

 アトランタ・ホークスとカンファレンスチャンピオンの座を争っているミルウォーキー・バックス。自慢のフィジカルを生かしたディフェンスでハードワークを見せるP.J.タッカーをスターターに起用してから、チームはステップアップした。そんなバックスのオープニングで使ったハーフコートセットを解説していく。

 

【ラインナップ】
①(PG)…ドリュー・ホリデー
②(SF)…クリス・ミドルトン
③(SF)…P.J.タッカー
④(PF)…ヤニス・アデトクンボ
⑤(C)…ブルック・ロペス

 

【A-1】
④がボールキャリーし、左右ローポストに①・③、左ハイポストに⑤、右ハイウイングに②がポジションを取ってプレーが始まる。
⑤のバックスクリーン(インターチェンジのような感じ)で①がダイブ、そのままウイングで④からのパスをレシーブする。⑤はすぐにポップ。

 

【A-2】
③は⑤にバックスクリーンをセットし、⑤はダイブ。③はすぐに②にスクリーンをセットする。④も続けてスクリーンをセットしてスタッガードスクリーンに。②はそのスクリーンを使って左へカット。①は②へのパスを狙う(※ゲームでは②へパスできず、①のアイソレーションとなった)。

 

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(月刊バスケットボール)



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