月刊バスケットボール5月号

バスケでは女子日本代表、車いす男子日本代表、八村 塁がランクイン - 2021年スポーツ重大ニュース&活躍したアスリートを笹川スポーツ財団が発表

 公益財団法人笹川スポーツ財団が、2021年12月10日から12月19日にかけて同財団ウェブサイトでアンケートを実施。2,376票の回答結果により、2021年において印象に残ったスポーツ界の重大ニュースと活躍したアスリートを、「あなたが選ぶ! 2021年 スポーツ重大ニュース&活躍したアスリート」として発表した。


バスケットボール界からは、「2021年印象に残ったスポーツ関連ニュース」の第9位に、東京2020オリンピックで史上初の銀メダルを獲得した女子日本代表の活躍がランクイン。同チームは「東京オリンピックで活躍したと思うアスリート」のランキングでも第6位に入った。

 

女子日本代表は金世界を驚かせる存在となった(写真/©fiba.basketball)


バスケットボール関連ではほかにも、「東京パラリンピックで活躍したと思うアスリート」の第2位に車いす男子日本代表が、「東京2020大会以外で2021年に活躍したと思うアスリート」の第9位にもNBAワシントン・ウィザーズの八村 塁が入っている。

 

車いす男子日本代表の躍進も大きく明るい話題だった(左:藤本怜央、右:鳥海連志 ©フォートキシモト)

 

八村 塁はNBAに加えて東京2020オリンピックの男子日本代表としても活躍した

 

2021年印象に残ったスポーツ関連ニュース


東京オリンピック、パラリンピック、東京2020大会以外で活躍したと思うアスリート


☆調査概要
調査方法:インターネット調査
調査時期:2021年12月10日~12月19日
有効回答数:2,376票

 前年に続き新型コロナウイルス感染拡大に揺れた2021年は、1月8日から1都3県に緊急事態宣言が出され、スポーツ界だけでなく社会全体に閉塞感が漂うスタートとなった。


バスケットボールでも国内外の多くの大会や試合が中止・延期となる非常に難しい社会情勢で、史上初めて延期となった東京2020オリンピック・パラリンピックは無観客開催に。しかし結果としてはオリンピック史上最多、パラリンピック史上2番目のメダルを獲得する活躍を見せた日本のアスリートたちの姿が、多くの人々に感動をもたらすこととなった。

 

 2021年は同大会以外にも、多くの日本人アスリートが世界を舞台に活躍し、明るいニュースを届けてくれた。振り返れば、スポーツの力をいま一度確認した年だったのではないだろうか。


☆2021年の笹川スポーツ財団の取り組み

【インタビュー】新型コロナウイルスによるスポーツ界への影響と未来
https://www.ssf.or.jp/ssf_eyes/history/interview/list.html?t=t10

【調査】青少年の好きなスポーツ選手 ランキング
https://www.ssf.or.jp/thinktank/sports_life/data/favorite_athlete_youth.html

【調査】中央競技団体現況調査 2020
https://www.ssf.or.jp/thinktank/governance/2020_nfr.html

【歴史の検証】東京2020 オリンピック 日本人メダリスト
https://www.ssf.or.jp/ssf_eyes/history/olympic/tokyo2020_medal.html


【歴史の検証】東京2020 パラリンピック 日本人メダリスト
https://www.ssf.or.jp/ssf_eyes/history/paralympic/tokyo2020_medal.html

【調査】スポーツライフ・データ 2020
https://www.ssf.or.jp/thinktank/sports_life/datalist/2020/

【提言】スポーツ基本計画策定に向けて
https://www.ssf.or.jp/ssf_eyes/sport_topics/202112.html

 

☆「Sport for Everyone社会の実現」 笹川スポーツ財団
代表者 : 理事長 渡邉一利
所在地 : 〒107-0052 東京都港区赤坂1-2-2 日本財団ビル3階
設立 : 1991年3月
目的 : スポーツ・フォー・エブリワンの推進
事業内容:
・生涯スポーツ振興のための研究調査
・生涯スポーツ振興機関との連携事業
・生涯スポーツ振興のための広報活動
公式サイト: https://www.ssf.or.jp/

 

文/柴田 健(月バス.com)

(月刊バスケットボール)



PICK UP