月バスTOPICS

月バスTOPICS

2019/05/08

今週の逸足『NIKE AIR FLIGHT』


NIKE AIR FLIGHT

ナイキ エアフライト
 

文=岸田 林 Text by Rin Kishida
 

  バスケットボールシューズの歴史において、大きなインパクトをもたらした一品(逸足)を紹介するこのコーナー。今回取り上げるのは、NBAで最初に成功を収めたヨーロッパ出身の選手、ドラゼン・ペトロヴィッチが愛用した逸足に迫る。
 

 スロベニア出身のルーキー、ルカ・ドンチッチ(マーベリックス)の大活躍は、今シーズンのNBAにおけるトピックの一つだろう。ユーロリーグ最年少MVPの実績はあるものの、ドラフト当時まだ19歳。マブスの大先輩で同じく欧州出身のダーク・ノヴィツキーの例から、NBAに順応するまでには数年を要するだろうという声も聞かれた。だがふたを開けてみれば、1月21日のバックス戦では史上二番目の若さでのトリプルダブル、6日後のラプターズ戦では史上初となる十代での30得点以上でのトリプルダブルという快挙を達成。再建中のチームにあって、新人王候補最右翼の活躍を続けている。
 

 ドンチッチがNBA入りするまでプレーしていたのはスペイン・リーガACBのレアルマドリード・バロンセスト(以下レアル)。1931年のクラブ創設以降、国内リーグ優勝34回、ユーロリーグ優勝10回を誇る名門で、これまでも多くのNBA選手を輩出している。その中で、あえて特筆すべきOBを一人だけ挙げるとすれば、クロアチア(当時ユーゴスラビア)のガード、ドラゼン・ペトロヴィッチ(元ブレイザーズ、ネッツ)だろう。彼がレアルでプレーしたのはNBA入りする直前の1シーズンだけだが、1989年の欧州カップウィナーズカップ決勝では一人で63得点を記録するなどゲームを支配し、チームに初タイトルをもたらしている。


あなたはどう思う?コメント書く

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください