【能代カップ2019】初日から成長を見せたチームが大事な白星獲得!

 

どこも実力が拮抗する中で
開志国際が全勝キープ

 

 5月4日、能代カップの2日目が開催された。参加6チーム(福岡大附大濠、洛南、中部大第一、開志国際、明成、能代工)の実力は拮抗しており、この日も初日に続いて熱戦が相次いだ。

 

 

 初日の反省を生かして結果を手に入れるチームもあった。例えば福岡大附大濠や洛南は、初日に留学生を擁する開志国際に敗れたものの、この日は同じく留学生を擁する中部大第一に対してゾーンディフェンスを駆使して白星を奪取。特に洛南は、4Q終盤に#12淺野の3Pシュートで追いつき、さらには残り1秒#5星川のシュートのリバウンドを#11小川がタップでねじ込み劇的な勝利だった。この先のインターハイ予選にもつながる、手応えある一戦となったことだろう。

 

 2日目を終えた時点で全勝をキープしているのは開志国際。この日も明成を85-66、能代工を87-81で退けた。得点源となる#14ユセフ、#13ジョーンズだけでなく、ダブルキャプテンの#4高木、#5板澤をはじめとした3年生が献身的な姿勢を見せ、堅いディフェンスが光る。

 

 地元・能代工は、開志国際相手に終盤猛追するなど粘りを見せたが、未だ勝ち星なし。また、明成も2日目は開志国際、福岡大附大濠に敗れて3連敗となった。最終日の最終戦には明成vs.能代工という東北新人決勝の再戦も残されており、並々ならぬ意気込みで挑んでくるだろう。6チームの総当たり戦となる能代カップは、3日間のあいだのチームの成長も見どころの一つ。大会最終日の勝負の行方も見逃せない。

 

■2日目結果(男子)

開志国際 85-66 明成

福岡大附大濠 85-75 中部大第一

能代工 81-87 開志国際

中部大第一 82-84 洛南

明成 52-66 福岡大附大濠

 

開志国際 4勝0敗

福岡大附大濠 3勝1敗

洛南 2勝1敗

中部大第一 1勝2敗

明成 0勝3敗

能代工 0勝3敗

 

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(月刊バスケットボール)



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