月バスTOPICS

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2019/04/24

今週の逸足『NEW BALANCE WORTHY EXPRESS』

 だが8年契約が終わる頃には両者の間に隙間風が吹いていたようだ。キャリア終盤を見据えていたウォージーは当時より良い契約機会を模索していたが、1990年に彼が売春容疑で逮捕されたことにより決別は決定的なものになった。以降、ウォージーは1994年に引退するまでアディダスなどを履いてプレーした。後に彼は「コンプレックススニーカー」のインタビューで、ニューバランスを離れたことを「最大のミステイクだった」と悔いている。多くのファンの脳裏には、彼の華麗なファストブレイクと、その足元にある「N」のロゴが焼き付いていたのだ。
 

 ここ最近、NBAでのニューバランス着用選手といえばチャーリー・ベル(元バックスなど)、マット・ボナー(元スパーズなど。2014年にアディダスと契約)くらいであったため、レナードとの契約にファンが驚くのも無理はない。昨年11月、米「ヤフーニュース」のクリス・ヘインズ記者がこの話題をスクープすると、Twitterでは「これがレナードの新作シューズだ!」としてニューバランスの(クールとは言い難い)“ダッドシューズ”のコラージュ画像を貼り付ける、いわゆる大喜利状態に。だが実はニューバランスはレナードに先駆け、近い将来のドラフト上位指名が有力視される18歳のダリウス・ベイズリー(シラキュース大)とも、プロ入り後のキャリアにかかわらず最低100万ドルを支払う“インターン契約”を締結。同社は昨今、サッカーでもプレミアリーグのリバプールFCのユニフォームサプライヤーを務め、野球でもロビンソン・カノ(メッツ)ら数名のメジャーリーガーと契約。ストリートブランドとのコラボも積極的に展開するなど、かつての“ダッドシューズ”イメージからの脱却に躍起だ。冒頭で触れたスパーズ戦ではまだ「エアジョーダン32」を着用してプレーしたレナードは、1906年創業のニューバランスの歴史に、これからどんな1ページを書き加えてゆくのだろうか。
 

月刊バスケットボール2019年3月号掲載

◇一足は手に入れたい! プレミアムシューズ100選

http://shop.nbp.ne.jp/smartphone/detail.html?id=000000000593

(月刊バスケットボール)


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