月バスTOPICS

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2019/04/24

今週の逸足『NEW BALANCE WORTHY EXPRESS』

 この契約の背景には、2人のキーパーソンがいた。1人は、ニューバランスのお膝元ボストンでプレーし、同社初のNBA契約選手となったM.L.カー(元セルティックスなど)。当時、同社会長のジム・デービスから有望な若手バスケット選手について相談されたカーは、迷わず同郷のウォージーを推薦したという。もう1人はこの契約をまとめ上げたスポーツエージェントのデビッド・フォーク。当時彼が所属していたスポーツマネジメント大手プロサーブ社では、スタン・スミス(同名のアディダスのシューズでも有名)、ジミー・コナーズ、クリス・エヴァートらテニス選手とスポーツブランドを結び付け、シューズやアパレルのラインナップを売り出すことで商業的な成功を収めていた。フォークはこの手法がNBAにも応用できるのではと考えた。彼は後にナイキとジョーダンの契約を手掛けたことでその名をとどろかせるが、「ウォージーの契約が、バスケット全体の相場を押し上げた」と米シューズ業界紙のインタビューで振り返っている。
 

 ウォージーを獲得したニューバランスは、1982年に同社初のバッシュ「P480」を、そして(ナイキから「エアジョーダン」が発売された)1985年には「P740」、通称「ウォージーエクスプレス」を発売。シューズのみならずアパレルのラインナップも展開し、ブランドの顔としてウォージーを全面的に打ち出した。
 

 1988年のNBAファイナル第7戦では「P790」を着用したウォージーがキャリア初のトリプルダブルを達成し、レイカーズの連覇に貢献。ウォージー自身もファイナルMVPに輝いている(マッチアップ相手だったピストンズのエイドリアン・ダントリーもニューバランス契約選手だった)。


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