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2019/04/24

今週の逸足『NEW BALANCE WORTHY EXPRESS』

NEW BALANCE WORTHY EXPRESS

ニューバランス ウォージーエクスプレス
 

文=岸田 林 Text by Rin Kishida

写真=中川和泉 Photo by Izumi Nakagawa
 

  バスケットボールシューズの歴史において、大きなインパクトをもたらした一品(逸足)を紹介するこのコーナー。今回取り上げるのは、1985年に発売されたニューバランスの『ウォージーエクスプレス』。同社は、近年ではNBAとの関わりは決して強くはないが、40年前にエンドースメント契約をいち早く結ぶなどして一躍話題となった。カワイ・レナード(スパーズ)を新たにパートナーに迎え入れ、今後の動向にも注目が集まっている。
 

 今季ラプターズへ移籍したカワイ・レナードは、現地1月4日の古巣スパーズ戦で、かつてのファンたちから強烈なブーイングを浴びた。突然の移籍に納得できないでいるサンアントニオのファンも、まだまだ多いようだ。
 

 レナードは今季、もう一つ大きな決断を下している。プロ入りからずっとジョーダンブランドの顔として活躍してきた彼が、昨年12月、新たなパートナーとして選んだのは、意外にもニューバランスだった。報道によればレナード側はジョーダンブランドからの4年最大2200万ドル(約23億円)の契約延長のオファーを断り、自身のシグニチャーシューズ発売が見込める新たな環境を選んだようだ。アメリカにおいてもニューバランスは「主には白人のシニア層が着用する、高価でクラシックなジョギングシューズ」のイメージが強く、バスケのイメージは決して強くない。だが実は同社こそが、およそ40年前、新人選手との高額なエンドースメント契約をNBAに持ち込んだ会社であることは、あまり知られていない。ナイキとマイケル・ジョーダン(元ブルズなど)が1985年に締結した契約が「NBAで実績のない新人に対し、高額な契約を結ぶことは前例がなかった」と評されることは少なくない。だがニューバランスはその3年前の1982年、ドラフト全体1位で指名されたばかりのジェームズ・ウォージー(当時ノースカロライナ大、元レイカーズ)と8年120万ドルの大型契約を締結している。100万ドルを超えるエンドースメント契約は、NBA史上初の出来事だった。


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